平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成50年間の通勤電車では日々、何を楽しんできたか?

駅、車両、乗務員、他の利用者、沿線等の変化に関心を持ちました
50年以上乗った新京成の通勤電車ですが、毎日同じ区間に乗るなら楽しまなければもったいないと思います。
では筆者の場合、混雑する車内で同じ区間を同じ電車で往復して、何を楽しんできたのでしょうか。
それは駅、車両、乗務員、他の利用者、沿線等について、変化に興味を持つことでした。
どうでもよいことでも変化を楽しむということです。
今回は、新京成通勤で日々、勝手に楽しんできたことを紹介させていただきたいと思います。
鉄道に関心のない人にはどうでもよいような内容ですので予めご了承ください。
 
新京成通勤電車の楽しみ方の内訳(順不同)
〇 駅での案内表示、ホーム上の案内広告は同じか、変わったか。
〇 全26編成、今日はどの形式の電車が来るか。編成番号は何番か。
〇 全156両の車両数のうち、今日は何号車に乗るか。
→筆者は床下から時折、「キュッ、キュッ、キュツ」と3回繰り返す、三菱電機製スクロール式コンプレッサーの音が癒しの存在となっていて、8802・8811・8815・8816の8800形4編成では4号車または6号車、N828~N858のN800形4編成では1号車または6号車に乗るのが定番でした。
〇 走行時のモーター音の違いの比較
→8800形のモーター音(機器更新のリニューアル車と未更新車)、8900形、N800形、80000形により、5種類の音があります。
〇 電車が入線してきたとき、運転士は顔見知りの人だったか。
〇 車掌の放送の声に聞き覚えがあるか。
〇 自動放送化された車内放送において、肉声放送をするのは、どの駅とどの駅の間か。
また、どのようなことを肉声放送するのか。
〇 電車すれ違いの際、対向編成の車掌側を見るか。
それとも客室側を見ているか。
〇 毎朝、車内で顔を合わせるいつもの見知らぬ人は今日も乗っているか。
〇 すれ違う電車はいつもと同じ場所だったか。
〇 沿線の光景に変化はないか。
→宅地開発、建物の変化、店舗の開店・閉店など
〇 空席がなく、立っていて、しかも吊り革につかまれない時に急カーブに差しかかって揺れる際、足元を動かさずに姿勢を保てるか。
〇 下り線電車から見える、上り線側に建てられているキロポストの観察。
 
車掌から運転士へのドア鍵の引継方法に2種類
最後に、松戸駅まで通勤していて、同駅到着後に観察させていただいた光景を紹介します。
それは、終着の松戸駅到着後に運転士と車掌が入れ替わる際、車掌が乗降ドアの鍵を運転台に置いていくかどうかです。
ドア鍵を運転台に置いていく場合、車掌は車両内を歩いての移動、運転士はホーム上を歩行することで、直接は顔を合わせないか、合わせても簡単な会釈タイプの光景が多いと見受けました。
一方、ドア鍵を運転台に置かず、運転士とすれ違う際に車掌から鍵を直接手渡す場合は、車掌は運転士に挨拶や、簡単な会話をすることが多いと見受けました。
運転士と車掌との間柄か相性かどうか定かではありませんが、興味深い光景でした。
京成津田沼でも同じような光景があります。
新津田沼駅の場合は、新津田沼止まりの電車が引込線に入線して松戸側に戻る際、引込線にはホームがないので電車内でのすれ違いになりますが、それでも運転台にドアの鍵を置く人は運転士に鍵の手渡しはしていないでしょうか。
 
似たような光景は、くぬぎ山での乗務員交替でも見られます。
運転士同士、車掌同士で電車業務を引き継ぐ際、短く会話する光景もあれば、余計な会話は一切しない光景もあります。
 
ドア鍵の引き渡し光景については、新型80000形では鍵自体がなくなりましたので、これも徐々に過去の話になっていくでしょうか。

 

(※ 記載にあたり、Wikipedia新京成関係の項目を参考にさせていただきました。)