平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

米原発着「しらさぎ」7往復の今後を考える

短距離特急に活路を見い出すなら米原から京都経由、奈良への一部列車延伸? 鉄道時刻表ニュース、2023年9月29日付け、「特急しらさぎ米原敦賀シャトル列車大量発生も15往復毎日運転をするのか JR西日本特急しらさぎダイヤ改正予測(2024年3月予定)」を拝見…

常磐線の上野東京ラインが品川止まりの背景を考える

高崎線、宇都宮線と異なる常磐線特有の事情と状況を推測 乗りものニュース、2023年9月28日付け、「なぜ!? 常磐線からの上野東京ラインだけ『品川止まり』 直通したら便利そうもできないワケ」を拝見しました。 常磐線の上野東京ライン直通列車が品川以遠へ…

秋の乗り放題パス 北海道新幹線オプション券は新青森-新函館北斗乗車に拡大を

函館→木古内→奥津軽いまべつ→津軽二股→蟹田→青森でほぼ1日を消費する上り列車乗り継ぎ JRグループでは毎年、10 月 14 日の「鉄道の日」に合わせ、普通列車の旅を満喫する趣旨で「秋の乗り放題パス」と、本州と北海道をつなぐ「秋の乗り放題パス北海道新幹線…

北陸新幹線 「サンダーバード」「しらさぎ」から敦賀での「つるぎ」4タイプを予測する

「サンダーバード」「しらさぎ」は、敦賀でどのタイプの「つるぎ」と接続して金沢、富山を結ぶか? 昨日の拙「北陸新幹線で大阪-福井わずか3分短縮 在来線敦賀-福井の快速増発効果を考える」の続編です。 今回は、北陸新幹線敦賀開業後の大阪→敦賀の「サ…

北陸新幹線で大阪-福井わずか3分短縮 在来線敦賀-福井の快速増発効果を考える

大阪-福井の3分短縮なら敦賀-福井所要40分の快速効果 北陸新幹線敦賀開業後、大阪-福井の時間短縮が現在と比べて3分ということが話題になっています。 3分ということから、様々な形容詞を付けて「わずか3分」「たった3分」「3分にとどまる」などと…

平行普通列車ブログ2年目を迎えてのお礼

アクセスにこの場を借りて感謝します 2022年9月24日に拙「平行普通列車」を始めてから1年を経過しました。 これまでの365回、多くの皆様にアクセスしていただき、改めてお礼申しあげます。 ありがとうございます。 今回は一年を振り返っての雑感を中心に書…

新幹線と在来線特急列車との乗継割引廃止に思うこと

本来の趣旨と異なる裏ワザ・逆手乗継方法で分かれる鉄道ファン行動も過去の話へ JR4社(東海・西日本・東日本・北海道)から、2023年9月22日付けで、連名でなく各社から、新幹線と在来線特急列車の乗継割引を終了する旨のニュースリリースがありました。 J…

鉄道界は今後の運転士不足による列車本数削減にどう向き合うか

バスだけでなく鉄道も乗務員確保困難により列車削減に? デイリー新潮、2023年9月19日付け「各地で相次ぐ運転士不足… 減便を発表した『福井鉄道』の特殊な事情」を拝見しました。 長崎県の長崎電気軌道、高知県のとさでん交通、福井県の福井鉄道など、地方…

185系「谷川岳もぐら・ループ」 湯檜曽-越後湯沢は各駅に停車して上越国境に親しみを

谷川岳と上越国境を満喫する列車としての提案です 昨日の「首都圏185系臨時列車 武蔵野南線と新清水トンネルで高速走行運転の見せ場を」の続編です。 今回は、「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」(以下、「谷川岳もぐら・ループ」)の利用促進の話です。 「谷…

首都圏185系臨時列車 武蔵野南線と新清水トンネルで高速走行運転の見せ場を

185系の余生を楽しむ一環として高速運転の体感の再現を期待 今回は、首都圏臨時列車の一部を担う185系電車についての話です。 首都圏の臨時列車はE257系が主流を占め、その次にE653系がありますが、それに加えて、2021 年3月に定期運行を終了した 185 系電…

常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える(その2)

常磐線複々線化と千代田線相互乗入開始の1971年当時の状況を振り返ります 2023年9月18日付け、拙「常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える」の続編です。 今回は、1971年の常磐線の綾瀬-我孫子の複々線完成、千代田線相互乗り入れ開始当時の…

東武野田線の、ある踏切 歩道スペースがコンクリート塀で狭くなり車接触の危険性

踏切用の機器が歩道部分にはみ出たことによるものですが、将来は移設を 今回は、東武野田線(アーバンパークライン)新鎌ケ谷-六実にある踏切の話です。 その踏切を渡る道路は上下各1車線の車道があり、その両脇に歩道がある構造です。 歩道面積は、片側は…

常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える

常磐線快速が綾瀬に停車すれば不満は減っていたか? JR東日本の常磐線と東京メトロ千代田線の相互乗り入れで運賃が割高になるのは不当として、払い過ぎた運賃の賠償を求めた訴訟の判決が2023年9月15日、東京地裁であり、原告の請求は棄却されました。 今回…

鉄道駅名の回文・川柳集 北陸線沿線編

北陸線と、それに接続する路線の駅名にまつわるジョーク集です 昨日の「鉄道駅名の回文・川柳集 東海道線沿線編」の北陸線沿線版です。 米原-直江津の旧北陸線全線を中心とした内容です。 引き続き気軽にお読みください。 回文 ◆ 北陸線(ハピラインふくい…

鉄道駅名の回文・川柳集 東海道線沿線編

東海道線と、東海道線に接続する路線にまつわる駅名ジョーク集です 今回は、遊びの内容です。 2023年8月21日付けの拙「鉄道連続駅名の川柳集 JR四国編」の東海道線版と、回文等の東海道版で、いずれも言葉遊びです。 一部、逆から読むと違っていたり、5・…

「のぞみ」「みずほ」 今後の全車指定席通年化の可能性を考える

「のぞみ」の全車指定席化は3大ピーク期(最繁忙期)の限定措置か、「みずほ」は今後「のぞみ」と同じ方向性か? 2023年9月13日付けで、JR東海とJR西日本の連名で、「この冬、年末年始は『のぞみ』号を全席指定席として運行します― 3大ピーク期に『のぞみ…

「トキてつ×ほくほく×大糸線コラボスタンプラリー2023」で完全制覇賞を目指せるか?

列車本数と駅員配置時間制約の中で、計20駅下車でのスタンプ押印の至難さ えちごトキめき鉄道(以下、「トキ鉄」)、北越急行では、2023 年9 月 15 日(金)から11 月5 日(日)まで計52 日間、「トキてつ×ほくほく×大糸線 コラボスタンプラリー2023」(以…

スマホ時代でも駅の改札外に時刻表掲示の配慮は必要では?

スマホ全盛だから駅の時刻表は不要と割り切れるか? 今回は、駅の時刻表掲示についての話です。 近年、各駅において、改札口の外にあった列車の発車時刻表が廃止の方向にあります。 理由として、以下のような点が考えられます。 〇 年に一度のダイヤ改正の都…

新京成で気になる連日短距離運用(その2) 元気がない?N818編成

2023年4月以降、8928編成と同様に連日短距離運用のN818の状況を見る 2023年9月5日付け、拙「新京成8900形 デビュー30周年で気になる8928編成の連日短距離運用」の続編です。 8928編成と同じ、もう一つの連日短距離運用の編成にN818があります。 新京成運…

北陸新幹線敦賀開業後 「しらさぎ」グリーン車の半室化を考える

米原-敦賀「しらさぎ」28分でもグリーン車需要は見込めるか? 2023年9月7日付け、拙「北陸新幹線敦賀開業後 名古屋『しらさぎ』と米原止まり列車との状況を比較する」の続編です。 現在の「しらさぎ」の車両は681系または683系で、編成内容は1号車がグリ…

「しらさぎ」に今後、JR東海の383系・373系を充当する可能性はあるか?

走行キロ数調整の前に683系の余剰車対策が先決 昨日の拙「JR西日本の681系・683系は交直両用電車としては何両残るか?」の続編です。 北陸新幹線敦賀開業以降、特急「しらさぎ」は名古屋-敦賀8往復、米原-敦賀7往復に変わりますが、いずれもJR西日本の68…

JR西日本の681系・683系は交直両用電車としては何両残るか?

七尾線特急以外は289系直流化改造するか、どこに転用していくか? 北陸新幹線敦賀開業後の681系・683系(ここでは以下、総称して「683系」)の今後が話題になっています。 金沢-和倉温泉の「能登かがり火」、大阪-敦賀の「サンダーバード」、米原・名古屋…

新快速の一部組み換えにより北陸線近江塩津駅の接続を改善する方法

近江塩津の乗り継ぎ待ち時間が長すぎる北陸線米原-敦賀の普通列車の改善策を考えます 昨日の拙「北陸新幹線敦賀開業後 名古屋「しらさぎ」と米原止まり列車との状況を比較する」の関連編です。 今回は、北陸線米原-敦賀の普通列車ダイヤを見てみます。 普…

北陸新幹線敦賀開業後 名古屋「しらさぎ」と米原止まり列車との状況を比較する

東海道新幹線米原乗り換えより米原止まり「しらさぎ」の名古屋延伸を図れないか? 今回は、北陸新幹線敦賀開業後の「しらさぎ」の話です。 北陸新幹線敦賀開業後、名古屋・米原発着の特急「しらさぎ」は大阪「サンダーバード」と同じく、敦賀までの運転とな…

京成・北総・新京成・東武「4社合同ウォーク」に3路線3駅訪問コースを

駅から駅までのコースの途中に他の路線駅を組み入れるのはどうか? 「4社合同ウォーク」は、千葉県の東葛地域を走る京成・北総・新京成・東武の4社が合同するイベントで、ウォーキングを楽しみながら沿線の見所や地域の魅力を再発見し、日頃利用している鉄…

新京成8900形 デビュー30周年で気になる8928編成の連日短距離運用

松戸-新津田沼を平日朝1~2往復のみの8928編成に何らかの事情があるか? 昨日の拙「新京成 車両基地見学会の参加者に対する計らいを見る」の続編です。 10月7日開催予定の「新京成サンクスフェスタ」では、登場後30周年の8900形も見どころであり、全3編…

新京成 車両基地見学会の参加者に対する計らいを見る

年間2回開催、参加者抽選と参加自由との組み合わせに感じた配慮 新京成は2023年10月7日(土)10時~15時30分に、くぬぎ山車両基地で「新京成サンクスフェスタ2023inくぬぎ山」(以下、「サンクスフェスタ」)を開催します。 今回で27回目となりますが、同…

流鉄流山鉄道は鉄道イベントに積極的宣伝を

流鉄流山鉄道の電車に乗って流山に行き、BEER電車を一層楽しむ方法を考えます 流鉄流山鉄道(以下、「流山線」)は常磐線馬橋から流山まで5.7kmを所要12分で結ぶ路線です。 馬橋では15両編成の快速電車が高速通過する脇を、2両編成電車がマイペースで走る流…

「文字の大きな時刻表」に欲しい駅名のふりがなと視力話

視力が衰えた人にはありがたい「文字の大きな時刻表」への希望 今回は、時刻表の中で「文字の大きな時刻表」についての話です。 「文字の大きな時刻表」(以下、「文字大時刻表」)はタイトルのとおり、通常の文字を1.5倍に拡大したことが売り物の年4回、季…

「サンキュー♥ちばフリーパス」2日間で全路線に乗れるか?(その2)

小湊鉄道→いすみ鉄道→久留里線→東京湾フェリー→成田泊で効率を上げるコースです 2030年8月30日付け、拙「『サンキュー♥ちばフリーパス』2日間で全路線に乗れるか」の続編です。 前回、2コースを考えながら、小湊鉄道の平日と土曜・休日ダイヤの勘違いが悔…