平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

「サンキュー♥ちばフリーパス」2日間で全路線に乗れるか?(その2)

小湊鉄道いすみ鉄道久留里線東京湾フェリー→成田泊で効率を上げるコースです

2030年8月30日付け、拙「『サンキュー♥ちばフリーパス』2日間で全路線に乗れるか」の続編です。

前回、2コースを考えながら、小湊鉄道の平日と土曜・休日ダイヤの勘違いが悔しくも心残りで再度、計画を作り直しました。

今回のポイントは、1日目の最初に小湊鉄道いすみ鉄道に乗ることとしました。

そして房総半島を外周して浜金谷で東京湾フェリーで往復し、木更津から久留里線で上総亀山までの全線を往復します。

木更津で暗くなってきますが翌日の効率上、千葉から成田空港へ行き、成田へ戻って宿泊します。

翌日は鹿島線十二橋銚子電鉄東金線の順に乗っていきます。

大原、成東、天王台、松戸、流山、南流山、印旛日本医大、矢切、蘇我と、同路線を行きつ戻りつすることが多いのが2日目の特徴となっています。

では、下記のコースをご覧ください。  

なお、計画ポイントになる路線名は太字表記としました。

 

【1日目】

東京5:59→総武快速線→(市川)→千葉6:37着、6:45発→内房線→五井7:02着、7:11発→小湊鉄道→上総中野8:30着、8:46発→いすみ鉄道→大原9:38着、9:41発→外房線安房鴨川10:25着、10:59発→内房線→浜金谷12:13着、12:25発→東京湾フェリー久里浜13:05着、13:20発→浜金谷14:00着、14:13発→内房線→木更津15:11着、15:53発→久留里線→上総亀山16:59着、17:15発→久留里17:33着、17:44発→木更津18:28着、13:33発→内房線→千葉19:14着、19:25発→総武線成田線→成田空港20:20着、20:29発→成田20:40着→成田泊

 

【2日目】

成田5:56発→成田線鹿島線十二橋6:38着、6:57発→鹿島線→香取7:00着、7:23発→成田線→銚子8:06着、8:10発→銚子電鉄→外川8:32着、8:39発→銚子8:58着、9:03発→総武線→成東10:02着、10:21発→東金線→大網10:43着、10:47発特急わかしお5号→外房線→大原11:16着、11:18発→外房線→上総一ノ宮11:35着、11:38発→外房線蘇我12:20着、12:33発→千葉12:38着、12:42発→総武線→成東13:28着、13:48発→佐倉14:13着、14:16発→成田線→14:29着、14:44発→成田線我孫子支線我孫子15:26着、15:34発→常磐快速線→天王台15:37着、15;54発→常磐快速線→松戸16:11着、16:19発→常磐緩行線→馬橋16:23着、16:36発→流鉄流山線→流山16:49着、16:56発→流鉄流山線→幸谷17:05着→徒歩→新松戸17:14発→武蔵野線南流山17:16着、17:20発→武蔵野線→東松戸17:29着、17:41発→北総線→印旛日本医大18:06着、18:21発→北総線→新鎌ヶ谷18:33着、18;35発→北総線→矢切18:49着、18:53発→北総線→東松戸18:58着、19:05発→武蔵野線→南船橋19:24着、19:37発→京葉線蘇我19:55着、20:01発→京葉線特急わかしお22号→(舞浜)→東京20:38着

 

計画案の自己評価

昨日の2日目東京着終了時間は23時59分でしたが、今回は20:38着で3時間以上早まります。

昨日ほどの強行や無理、無謀さは少ないかと思います。

1日目では成田-成田空港、2日目では北総線乗車以降は夜になってしまいますが、明るいうちに乗車を果たすことは無理でした。

小湊鉄道いすみ鉄道乗り継ぎと久留里線上総亀山往復の効率的な組み合わせがポイントゆえに1日目で早めの乗車計画を立てたくなりますが、逆に2日目にした方が効率がよいのかどうかは、再度の時刻表とのページめくりの繰り返しになります。

 

何も考えなくても瞬時に答えが出る世界と、手作業の手間の比較

余談ですが、近年のAI(エーアイ)に任せれば全路線の乗り継ぎパターンにすぐ答えが出るかもしれませんが、それで楽しめるかどうかは別です。

1時間以上の手作業と数秒での瞬間即答との違いですが、人の脳の思考回路は一度、楽を覚えると手間のかかる世界には戻れなくなってきます。

考えることが不要になるのは楽であり効率的ですが半面、自分で考えることをしなくなり、やがて考えることが出来なくなっていくのは果たして人にとって良いことなのかと考えさせられます。

 

少なくとも鉄道趣味の分野では、手作業で試行錯誤しながら何度もページをめくり直し、接続が良ければ嬉しくなり、1分差で乗り継げなければ悔しさ、虚しさを嘆きながらも一喜一憂の過程を楽しみに変えることが、時刻表の旅行計画の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。