255系による3種類の房総特急を全区間効率的に乗車するプランです
2024年3月にダイヤ改正において、千葉県内では京葉線快速に話題が集まっていますが、255系が第一線を退くことも注目されています。
先般の2024年春の臨時列車情報では、内房線「新宿さざなみ1・4号」について、基本はE257系ですが、4月27~29日と5月3~6日の計7日間に限り、255系の運行になりました。
今回は、255系の栄光を見送るべく、同形式で運行している3特急を効率的かつ安価に乗る方法をみてみました。
〇 乗車対象列車と乗車対象区間は
255系使用列車で、総武線「しおさい」、外房線「わかしお」、内房線「さざなみ」の3列車を日帰りで東京-銚子・安房鴨川・館山まで全区間乗車することが趣旨です。
〇 安価な切符は
東京からの場合、 千葉県内のJR線がフリー区間となる「サンキュー❤ちばフリー乗車券」(以下、「サンキューちば」)です。
4,790円で特急券は別払いですがもっとも安価です。
2024 年 2月 28 日までの発売で、有効期間は購入当日と翌日の2日間です。
2月3日(土)から25日(日)までの土曜・日曜と、12日(月・祝)・23日(金・祝)の計10日間です。
255系自体は3月15日(金)までの毎日、走ります。
〇 乗車期日は
2日間有効ですが、ここでは2月中の土曜または休日とします。
「サンキューちば」の発売が2月末までであることと、内房線館山までの運行列車が、土曜・休日運転の「新宿さざなみ1・4号」に限られるためです。
なお、JR東日本の「キュン❤パス」は、2月14日から3月14日が乗車対象ですが、平日のみ有効のため「新宿さざなみ1・4号」による館山乗車が果たせません。
【乗車コース】
太字が255系列車です。
新宿7:50発→総武線臨時特急(土曜・休日運転)「新宿さざなみ1号」→内房線→館山10:06着、10:38発→内房線普通列車→安房鴨川11:19着、11:41発→外房線・京葉線「わかしお12号」→東京13:36着、14:02発→京葉線・外房線快速上総一ノ宮行き→東金15:07着、15:11発→東金線→成東15:28着、15:29発→総武線普通列車→銚子16:25着、16:38発→「しおさい12号」→東京18:30着
(※「サンキューちば」は2日間有効ですが、ここでは休日1日の計画としています)
〇 自由席は
3特急のいずれも6~9号車の4両です。
モーター音を聞きながらの乗車を楽しむべく、パンタグラフ付きの電動車、8号車をお勧めします。
〇 切符の経費は
・ サンキュー❤ちばフリー乗車券:4,790円
・ 新宿→館山「新宿さざなみ1号」自由席特急券:1,360円
・ 東京-銚子「しおさい12号」(同上):1,360円
・ 「わかしお12号」葛西臨海公園→東京の乗り越し運賃:230円
計 9,330円
〇 「しおさい」→「わかしお」→「新宿さざなみ」の逆コースは成り立つか?
東京9:01発「わかしお3号」で安房鴨川10:54着後、安房鴨川または館山で時間調整し、館山16:07発「新宿さざなみ4号」で新宿18:07着となりますが、銚子発の255系「しおさい」で8時台に東京到着列車はないため、「サンキューちば」の2日間有効を活かして、2日間で果たすことになります。
千葉県の鉄道に2日間乗るなら久留里線、銚子電鉄、小湊鉄道、いすみ鉄道、東京湾フェリー、流山鉄道、北総線なども乗車したくなってきます。
また、銚子へは総武線往復よりも成田線佐原経由の方が車窓が異なり、変化はあります。
〇 コースの総括
外房線大網-京葉線東京が往復乗車で重複しますが、「新宿さざなみ」「わかしお」「しおさい」に日帰りで全区間乗れることを優先するとやむを得ないと考えます。
「新宿さざなみ」は新宿から御茶ノ水手前まで中央快速線を走り、御茶ノ水では総武緩行線に転線、さらに錦糸町手前から総武快速線に転線します。
この2回の転線は通常、千葉発着の中央線「あずさ3・50号」1往復だけのものです。「新宿わかしお」でも体感できますが「新宿さざなみ」は館山乗り入れで唯一の特急となったことと併せ、二重に貴重な存在となりました。
そこへさらに255系が充てられることは三重の貴重さとも言えるでしょう。
2024年春ダイヤ改正後、「新宿さざなみ」の7日間以外、臨時列車への255系充当はなく、今後の255系活躍は制約されそうですが、2024年夏の臨時列車では活躍が見られるでしょうか。