平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

「サンキュー♥ちばフリーパス」2日間で全路線に乗れるか?

小湊、いすみ、久留里線、房総半島をいかに効率よく乗るかがポイント

JR東日本から「サンキュー♥ちばフリーパス」「サンキュー♥ちばフリー乗車券」2023年度版の発売が公表されました。

9月1日~10月31日と、2024年1月4日~2月29日の連続2日間有効で、前日、当日とも購入できるのは千葉県民にも遠距離利用者にも便利です。

北総線矢切-印旛日本医大がフリー区間に加わったのが今回の話題です。

夏と違って日中の時間は短くなりますが、鉄道全区間に乗れるか、2コースを計画してみました。

乗車日は土曜~日曜の2日間、起点は東京駅としました。

毎回のことですが、列車に乗ることだけが主目的の移動計画ですので、予めご了承ください。

 

計画のポイントは

〇 小湊鉄道いすみ鉄道の上総中野での接続(土曜・休日と、平日とでは時刻が大きく異なるので注意)

〇 久留里線上総亀山の往復(日中3往復)

〇 鹿島線香取-十二橋3.0kmの往復

〇 常磐線我孫子-天王台と松戸-馬橋、武蔵野線南流山-新松戸往復(列車本数は多いが、路線外周計画をしていると意外に億劫な区間

 

【1日目】

東京6:10発→総武快速線→千葉6:51着、6:58発→内房線→五井7:17着、7:33発→蘇我7:44着、7:53発→外房線特急わかしお1号→大原8:32着、9:17発→いすみ鉄道→上総中野10:16着、10:29発→小湊鉄道→五井11:46着、12:01発→内房線→木更津12:22着、13:01発→久留里線→上総亀山14:11着、14:27発→木更津15:36着、16:25発→内房線→浜金谷17:12着、17:20発→東京湾フェリー久里浜18:00着、18:15発→浜金谷18:55着、19:20発→内房線→館山19:44着→館山泊

 

【2日目】

館山6:32発→内房線安房鴨川7:12着、7:14発→外房線→大網8:38着、9:01発→東金線→成東9:22着、9:39発→総武線→千葉10:29着、10:40発→総武線特急しおさい3号→銚子11:57着、12:20発→銚子電鉄→外川12:42着、12:46発→銚子13:05着、13:08発→成田線→香取13:48着、14:22発→鹿島線十二橋14:26着、15:11発→佐原15:22着、15:56発→成田線→佐倉16:52着、17:13発→成田空港17:45着、17:59発→成田18:14着、18:17発→我孫子18:59着、19;07発→常磐線→天王台19:09着、19:14発→常磐線→松戸19:30着、19:36発→馬橋19:40着、19:45発→流鉄流山線→流山19:58着、20:00発→幸谷20:09着→徒歩→新松戸20:16発→武蔵野線南流山20:18着、20:21発→武蔵野線→東松戸20:30着、20:41発→北総線→矢切20:46着、21:01発→北総線→印旛日本医大着21:35着、21:54発→北総線→東松戸22:19着、22:29発→武蔵野線→南船橋22:45着、22:48発→京葉線蘇我23:08、23:09発→京葉線→東京23:59着

 

小湊鉄道の列車ダイヤに注意を】

冒頭でも触れましたが、小湊鉄道は平日と土曜・休日とではかなり異なります。

日中時刻で、五井発上総中野行きの平日は6:06、9:06、10:10、12:28、13:44、14:50。

土曜・休日は7:11、9:06、11:17、14:34、16:04となっています。

上総中野発五井行きでは、平日は7:29、10:29、11:39、14:03、15:12。

土曜・休日は8:44、10:29、12:51、16:23です。

土曜・休日の方が本数が少なく、時刻もかなり異なります。

なお、いすみ鉄道も平日と土曜・休日で異なる時刻があります。

東京湾フェリーは、平日7往復、土曜・休日14往復が基本で、休日に乗る分には効率よく乗れます。

 

実は、もう一つの2日間コースがあったのですが、内容を再確認すると、小湊鉄道が平日時刻だったことに気付くのが遅れ、土曜・休日時刻に合わせて計画し直すと他の路線がうまく回れず計画倒れになり、情けない思いをしました。

私鉄は会社のサイトで時刻を確認してから計画を立てる方が安心・確実です。

 

【計画案の自己評価】

いろいろなコースが考えられるうちの、ほんの一案にすぎませんが、2日目の東京着が23時59分ぎりぎりであり、蘇我で1分折り返しの無謀さがあります。

流鉄流山鉄道、北総線で車窓が得られないのも残念です。

もっと効率的なコース、時間がいくらでもあると思われますが、今回はこの程度しかできませんでした。

 

反省点として、鹿島線香取-十二橋のひと駅区間乗車を今回だけ見送れば効率よく回れました。

また、常磐線我孫子-天王台と馬橋-松戸、武蔵野線新松戸-南流山の、ごくわずかな出っ張り区間も同様です。

とくに常磐武蔵野線は東京近郊でいつでも気軽に乗れる短距離、本数豊富な区間ですから今回、こだわらずに乗車を見送る余地もありました。

もっと効率の良い回り方は、鬼に笑われますが2024年1月、新年「サンキュー♥ちばフリーパス」再発売までの宿題にしたいと思います。

ほとんど参考にならない乗り継ぎコースですが、一つのたたき台としてご覧いただければ幸いです。