平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成が「京成松戸線」に変わる2025年4月前後の見どころ(追加版)

現在検査中のN838編成は京成の車体色で登場するか?本線復帰はいつ?などを追加しました

2024年6月26日付け、拙「新京成が京成松戸線に変わる2025年4月前後の見どころを整理する」の追加版です。

まだいくつかの興味関心のある個所がありましたので今回、追加させていただきたいと思います。

 

字幕式行き先表示器の8800形の、路線ナンバリング変更に伴う、字幕の変更

8800形13編成のほとんどは、行き先表示器がフルカラーLEDになりましたが、4編成だけ字幕式のまま残っています。

具体的には8806・8808・8809・8811の編成です。

この4編成は今後の廃車優先候補と思われ、行き先表示器がフルカラーLED化はされないと思われます。

今回、路線ナンバリング変更に伴い、字幕式行き先表示器は手間を要しながらも、新たな行き先駅のナンバリング表記のものに取り替えられるはずです。

LED行き先表示器では、そのデータ交換の手間はずっと少ないと思われます。

しかし見方を変えて、かつての8800形の全盛期8連12編成、全96両が字幕式で登場した時から見ればその75%、54両はすでにLED式に変わっており、残りの25%、24両だけが字幕式で残っているのは貴重な文化財だったといったら大げさでしょうか。

 

車内のドア戸袋面にある鏡の行方は?

車内のドア戸袋面に設置している鏡は、新京成だけが行っているものではありませんが、新京成のこだわりが感じられる風物です。

鏡の下の広告への視覚効果も含まれていると思われます。

京成合併に伴い、今後の新製車では鏡の設置を終えると思われますが、既存車については鏡を廃止するか、すでに設置してある鏡は残しておくか、どちらになるでしょうか。

 

情報誌「Ciao」は「京成ライン」統合で終了?

新京成の情報誌「Ciao」は、京成の「京成らいん」に統合され、発行終了となるでしょうか。

沿線ガイドブック「すてっぷ」も同様でしょうか。

新京成の公式キャラクター「しんちゃん」「けいちゃん」も「京成パンダ」に統合されて幕を閉じるでしょうか。

 

京成の車体色への変更時に、ドア部分のラインは表示する?

新京成では、車体色のジェントルピンクをドア部分では全編成で塗色していないのも特徴です。

一方、京成はドア部分の車体色(赤・青・シルバー)をカットせず、塗装表示しています。

新京成が今後、京成カラーに変わる際、ドア部分に京成の車体色で塗装することになるでしょうか。

 

ラッピング編成とラッピングのスペース

新京成にはラッピング編成が多くありますが、車体色変更に伴い、いったんラッピングを終了し、完了後に再びラッピングを行なうでしょうか。

新京成のラッピング車を見ると、京成車と比較してラッピング面積が大きいように感じますが、その面積やラッピング車両の位置づけ、考え方に変化があるでしょうか。

 

現在検査中のN838編成は京成の塗色で登場?

現在検査中のN838編成が、京成の新塗色で登場するのではないかとの話題が飛び交っています。

先般、その状況を確認すべく、くぬぎ山車両基地まで行ってみましたが、塗色を変更しているかどうかまでは見分けられませんでした。

2025年度に入ってから塗色変更開始かと思いましたが、先般の鉄道事業合併認可のニュースリリースを公表したこともあり、検査中のN838編成は新塗色での登場となるでしょうか。

またその際、各車両の番号は、N831~N838(N834・N835は欠番)のままで登場するでしょうか。

車両番号の頭にある「S」マークは、どのような処置になるでしょうか。

それとも京成用、3000形での新たな番号となるでしょうか。

 

N838編成の本線復帰は8月下旬から9月中?

新京成線運用情報を見ると、N838編成の検査開始は6月上旬から中旬頃で、N838編成の前は、8800形8803編成が検査対象でした。

8803編成の検査期間は3月下旬から6月上旬まで、約2か月強の期間でした。

8800形とN800形とでは検査内容、日程等は異なるかと思われますが、一応の目安にはなるかと思います。

仮に、N838編成が京成塗色で作業しているとすれば、初めてのことなので、8803編成よりも日時は幾分、長くなるかもしれません。

そうした意味で、N838編成の検査終了、本線復帰は2024年8月下旬から9月上旬ころかと想定しますが、どうでしょうか。

 

全26編成年の京成塗色完了まで4年かかる?

新京成は2014年8月からジェントルピンクへの車体色に変更し、当時のニュースリリースによれば、全26編成の塗色変更完了まで約4年を要したようです。

今回の京成カラーへの変更も4年ほどの期間を要するでしょうか?

 

京成への車体色変更の順番はどうか?

全26編成の京成塗色変更の順番はどうでしょうか。

通常で考えれば、元は京成版であるN800形5編成、80000形5編成を先に行なうかとも考えますが、どうでしょうか。

また、最後まで残る新京成の塗色編成は、京成乗り入れをしない、ラッピング編成でもない8900形、8918編成と予測しますが、どうなるでしょうか。

1編成だけ新京成カラーのまま残しておくことはあるでしょうか。

 

以上、新京成から京成への移行に伴う関心事を追加させていただきました。

2日前の拙記事に添えていれば足りていたことですが、ご了承ください。