平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成 屋根上の誘導無線アンテナは今後撤去していくか?

不要なアンテナは撤去するか、未使用でも影響しないから撤去を保留するか?

今回は新京成の車両に関する2点の話題ですが、いずれも未確認情報です。

確証のないものを記事にするのもどうかとは思いつつ、可能性は高いだろうという思いゆえに掲載させていただきますことを予めご了承ください。

 

(その1) 列車無線アンテナ撤去の今後の方向性について

2024年2月21日付け、拙ブログ「新京成 検査中のN848が本線復帰した際の注目箇所」でも触れさせていただきましたが、検査中だったN848編成が検査を終えたようです。

ロゴや社章等の処置が注目されますが、屋根上にある京成用誘導無線アンテナの処置も同様です。

一部の方から、いずれも撤去(消去)という情報を受けました。

誘導無線アンテナについては、2023年に検査を終了した8814編成の撤去実績から、8814よりも長く活躍するであろうN848は、アンテナ撤去が自然と思われます。

 

誘導無線アンテナ装備の他の編成も撤去するか?

誘導無線を使用しなくなったことに伴って、屋根上の同アンテナについて新京成は今後、検査の都度、順次撤去していくでしょうか。

誘導無線アンテナを備える編成は、N800形がN818からN858まで全5編成、8800形が全14編成のうち、8802・8803・8808・8811・8812・8813・8815・8816の8編成となっています。

 

N800形については、80000形に続く今後の準主力となることから、全編成が検査の際に撤去するのはほぼ確実と思われます。

一方、8800形はどうでしょうか。

リニューアル編成で機器をSIC化更新した8802・8803・8812・8813・8816の5編成は、今後の検査時に撤去の方向と考えられます。

検査の順番を待たずに撤去を行なうかどうかまでは読めませんが、アンテナ撤去だけのための作業はしないのではないかと想定します。

 

8800形のうち、8808・8811の2編成はリニューアル対象外のため、検査周期を迎える際、誘導無線撤去以前の話として、編成自体を廃車の方向と思われます。

とくに8808編成の廃車は1~2年後と予想します。

 

予想が難しいのは8815編成です。

内装はリニューアルされたものの、床下機器はSIC更新しなかった異色の編成です。

しかも8800形の最終新製車です。

8815編成の今後の措置方法として、以下の選択肢が考えられます。

① 床下機器が未更新の点から、8805・8806・8808・8809・8811に続いての廃車候補とする

② 内装リニューアル編成としては最終8814編成の一つ前の改造実施編成だったことから、Sic床下機器更新車と同列に扱い、廃車を遅らせる

 

予想としては、床下機器簡素化による車両維持管理面を中心とする経済性、取り扱いのしやすさから、①の方向のように思いますが、どうでしょうか。

 

N800形の行き先表示器が全編成フルカラー化?

N828・N838・N848の3編成の行き先標機器は3色LED、N818・858はフルカラー編成でした。

今回のN848編成検査の前に、N828編成が検査終了後、行き先表示器は3色LEDのままでフルカラー化されませんでした。

そのため、今回のN848も3色LEDのままと予想しましたが、N828・N838が最近急にフルカラー改造されたので、N848のフルカラーでの登場は確実であり、筆者の予想はまた外れてしまいました。

裏返せば、N848検査の機会に行先表示器をフルカラー化する方向であり、それに合わせてN828・N838も歩調を合わせたとも考えられます。

 

(その2)8807編成パンタグラフシングルアーム式に交換された?

こちらも未確認情報です。

新京成線運用情報を見ると、リニューアル済みである8807編成が2024年2月27日以降、休車となっています。

N848編成の検査最終時期と重なります。

リニューアル編成でパンタグラフが従来の菱形のままなのは8807編成が唯一でした。

前回の検査時にパンタグラフシングルアーム型、いわゆる「くの字」型に交換しなかったのが意外だった経過があります。

遅ればせながら今回、シングルアームパンタグラフになったとすれば、リニューアルの全編成がシングルアームパンタグラフとして揃うことになります。

 

以上、2点の未確認情報で、筆者の予想的内容となりましたが、ご容赦ください。

(※ 記載にあたり、新京成線運用情報を参考にさせていただきました。)