平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成8815リニューアル車内を見る

8815リニューアル編成の車内と今後の新京成電車変化

 

12月2日付け「新京成8815編成 なぜ機器未更新?」の続編です。

8815編成はリニューアル完了後、11月30日に試運転を行い、12月5日に夕方から夜の3.5往復運用で本線復帰しました。

12月6日、新京成線内での終日運用に就いたので、車内の状況を確認してみました。

全蛍光灯のLED化は従来どおりですが、案内表示装置のあるドア側の蛍光灯が防犯カメラ一体化型になりました。

防犯カメラは蛍光灯の左側の位置にあり、各車両3台設置です。

防犯カメラ一体のLED蛍光灯以外は、これまでのリニューアル車と大きな違いはありません。

 

先頭部外観では、京成乗り入れに備えた急行灯、運行番号表示器、シングルアームパンタグラフへの交換が確認できます。

先頭車屋根上の連結部側、京成用誘導無線アンテナは未設置です。

 

乗務員室内では、京成との無線切替装置が新設されましたが、切替用のハンドルは未設置でした。

速度計付近には乗入非対応のステッカーがあります。

80000形同様、SR無線切替の関連からか、誘導無線関係装備はありませんでした。

以上が室内変化の主な状況です。

 

過去の内容と一部重複しますが、今後の関心事は以下の点です。

・京成のSR無線開始後、8815編成と80000形は京成に乗り入れるか

・8815編成と80000形以外の京成乗入編成は誘導無線装置類を撤去するか

・次回の最終リニューアル予定8814編成は、8815編成同様に機器更新を見送るか

・リニューアル編成で唯一、8807編成の菱形パンタグラフシングルアーム式に交換するか

・リニューアル編成で乗入非対応の8807、8810編成は京成乗入対応するか

N800形4編成(818~848編成)のLED側面(前面)行先表示器はフルカラー化するか

・フルカラーLED側面行先表示器は、走行中はすべて消灯か

新京成は全26編成で継続するか

・京成乗入対応15編成、非対応11編成の比率は変わるか

・80000形は新製時から京成乗入対応とし、京成乗入用8800形を乗入非対応にするか

・逆に、SR無線装備により、全編成を京成乗入対応とするか

新京成で運行番号表示器を使用開始するか

・80000形は京成の3200形新製移行により81000形?に変わるか

・京成から新京成への車両転属があるか

 

以上ですが、新京成の電車はどう変わっていくでしょうか。