平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成80000形、8800形の今後予測

80000形京成線乗り入れ、8800形廃車順序を勝手予測

 

◆80000形◆

2022年11月2日から新京成80000形の新製車80036編成が営業運転を開始しました。

そこで80036編成の関心箇所を確認してきました。

まず京成千葉線への乗り入れ装備です。

新京成と京成との無線切替装置は既存の2編成同様に設置されており、新京成側のランプも点灯していました。

しかしながら「乗入非対応」のステッカーが貼付されています。

80000形は京成グループの標準設計・製造車両でありながら、3編成すべて京成線「乗入非対応」は理解しかねるところです。

80000形3編成を乗入対応にして、逆にリニューアル予定でない乗入可能編成の8804・8808・8811編成を乗入非対応にする方が自然です。

次回の80046編成新製時には80000形すべてを「乗入対応」にすると予測しますが、どうでしょうか。

 

80000形でもう一つ気になる点が、ラインフロー方式の冷房吹出口(送風口)の構造です。

80000形は集中冷房方式です。

冷房装置の真下の位置は冷風が強く、冷えすぎとの意見もあることから京成同様、風が弱くなるように、送風口の内側に冷風がごくわずかしか出ない構造の鉄板を充てています。

いささか失礼な表現ですが、最新車としてはみすぼらしく感じてしまいます。

この構造ならば8800形の方が美観上、優れています。

同様の構造はJR東日本E231系でも採用されていますがその後、E233系E235系では廃止され、通常の送風口になっています。

80000形も通常の送風口になることを望みます。

 

蛇足ですが、乗務員室の茶色の遮光幕、助士席側の夜間用の幕も従来同様設置されていて、夜間の前面展望は残念ながら今回も叶わないままでした。

 

◆8800形◆

80036編成の新製と引き替えに廃車が噂される8801編成は京成線乗入対応車です。

8801編成が廃車されると京成乗入はN800形を含めて、1編成減の14編成になります。

乗入非対応だった8815編成がリニューアル工事完了後、乗入対応で再登場するでしょうか。

8800形のリニューアル編成は全10編成、8802・8803・8807・8810・8812~8816編成です。

8815編成の工事が終わると、最後に8814編成でリニューアルは終了します。

リニューアル対象でない7編成は80000形新製と引き替えに、今後順番に廃車が予測されます。

廃車の順番を新製年を勘案して勝手に予測しますと、8801、8805、8806、8808、8804、8809、8811の順ではないかと思います。(明確な根拠はありません)

 

〈追記〉◆N828編成の再復帰◆

2022年9月25日「新京成で今、気になること」と、10月4日「珍しい?N828編成千葉線運用」で、N828編成の本線走行がほとんどないことに触れました。

ところが10月3日以降、寝た子が起きたかのように復活(?)し、毎日元気に活躍を始めました。

今後、N828がラッピング電車に選ばれれば一層の活躍が期待されます。

10月に元気なN828編成に乗った際、「何も知らないくせに勝手なことを書くな」と言われているようで、予測の難しさを再認識しました。