平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成80046新製車の営業運転日と80000形の投入計画を予測する

新京成独自の88046編成への装備内容、80000形の投入計画を予測してみました

新京成では2019年度以降、新製車は80000形となり、2023年10月16日に第4編成目の80046編成6両が武蔵野線の南越谷貨物ターミナルから北総線の印西牧の原基地までトラック輸送された後、自走により印西牧の原→京成高砂京成津田沼→くぬぎ山のルートで、くぬぎ山車両基地に回送されました。

くぬぎ山車両基地でどのような整備がされるのか、試運転、本線営業運転はいつ頃か等、これまでの状況から推測してみました。

なお、現在の80000形3編成の期日については複数のネット情報によるものですが、正確でない場合もあることを予めご了承ください。

 

これまでの80000形3編成の搬入、試運転、本線営業運転日の状況

         甲種回送  くぬぎ山基地回送  試運転  営業運転開始

〇 80016編成: 2019.10.10   2010.10.19   2019.11.13  2019.12.27(金)

〇 80026編成: 2021.10.04   2021.10.10   2021.10.19  2021.11.02(火)

〇 80036編成: 2022.10.09   2022.10.17   2022.10.24  2022.11.02(水)

 

80046編成の試運転、営業運転日の勝手予測

上記を見ると、第1編成の時は初めての形式ゆえに時間を要したものの、第3編成になると基地整備も短期間で迅速に行なわれ、試運転、営業運転の期日が早くなっています。

偶然か必然か、第3編成80036と、今回の80046の月日はほぼ同じとなっています。

総合すると、2023年10月16日にくぬぎ山車両基地に入場した80046は、80036編成の整備間隔期日と同様、試運転は10月23日(月)、営業運転は11月1日(水)と想定します。

少なくとも土曜・休日の営業運転開始はないと思われます。

第2・第3編成と同様、今回の第4編成も営業運転を11月2日(木)に合わせるのかも興味深いところです。

 

80046編成のくぬぎ山車両基地内での整備内容は

車両基地での整備は、車の世界で言えば販売店で整備されるディーラーオプションのイメージです。

新京成独自の装備、こだわりの装備を行なうものです。

列車番号設定器、自動放送装置への設定は必然のものです。

乗降ドア付近の鏡設置は他の鉄道でも一部で見られますが、新京成固有のものです。

運転士背後の窓、客室と乗務員室の出入りドアへの茶色の遮光幕貼付、助士席側へのカーテン追加は、新京成特有のこだわりの装備です。

これにより前面展望視野は狭まるのはまだしも、新京成では夕方以降と早朝の列車では前面展望が全くできません。

安全運転上とは言え大手私鉄、地下鉄で助士席側からの前面展望を配慮する中で、乗客への展望配慮に不足する新京成の姿勢は残念です。

そして京成への「乗入非対応」ステッカーを今回も貼るかどうかがポイントです。

 

80046編成投入による代替え廃車編成は

前にも記しましたが8804編成と思われます。

10月になってからも運転台に休車中の表示を出し、休んだままの状態です。

先般、10月7日の車両基地見学会でのパンタグラフを挙げてライトを照らしたのが最後のサービス姿となりそうです。

 

次回の80000形第5編成の投入日は

8800形8両第1編成の導入は1986年2月でした。

今回、8804編成が廃車されると第1編成8両は消滅します。

第2編成の導入は1年後の1987年2月でした。

その意味では2024年かと想定されます。

 

80056編成投入後の代替え廃車編成は

8800形第2編成の8805編成と想定します。

乗降ドアが唯一原形なのが貴重な編成で、旧8両のうちの6両を構成します。

残2両は8808編成に組み入れられています。

 

80000形の順次投入時の新製間隔は

リニューアル対象でない8800形は8804・8805・8806・8808・8809・8811の6編成です。

今後、1年に1編成の新製とすると、6年後に8800形はリニューアル編成のみとなり、80000形新製は9編成目の80096でひとまず一段落と思われます。

部品確保等が落ち着いていない現在、1年に2編成の新製はないと考えられます。

逆に増備計画が毎年とは限らず、間が開くことも想定されます。

また、現在26編成ですが、今後ともその編成数が必要かどうか、東武野田線が2024年度から6両編成を1両減にする中で、新京成は今後も6両が続くかどうかも状況を見守る必要があります。

 

リニューアル編成のうち8815だけは旧VVVF装置のため、次回の検査時は置き替えられる可能性はあります。

この場合、80106編成までの10編成となります。

8815編成に新たなVVVFの装備はしないと思われます。

8800形8両時の最終編成8815の廃車が早まるとすれば妙なことですが、リニューアル編成で最終新製なのに床下に手を加えなかった奇妙さが気になります。

 

毎回のお願いですが、上記内容は何の根拠もない筆者の勝手な推測です。

鉄道側への照会はされないようご留意のほど、お願いいたします。