平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成8804編成解体前の機器撤去と、新車80046休眠の謎

8804と80046、去る編成と生まれた編成の話です

8804編成については、2023年11月11日付け拙「新京成8804編成の列車無線アンテナが撤去され、近々廃車確実に」でも書かせていただきましたが、解体に向けて作業が開始されました。

11月27日の時点では6両を3両2組、2つの引込線に分け、床下機器の撤去中ですでに半数の車両は床下が空洞の状態になっています。

近々、車体の解体作業に移ると思われます。

新京成線運用情報によると、8804編成の最終運用は2023年8月4日で、以降は休車中でした。

10月7日に「新京成サンクスフェスタ2023inくぬぎ山」開催の際、8807編成(行き先表示:高根公団)、8938編成(同:新鎌ヶ谷)、N858編成(同:八柱)、80026編成(Shin‐kei‐sei)と順に並んで、8804編成が北習志野の行き先表示で前照灯を点灯していたのが最後の華となりました。

 

80046編成に何かが起きたか?

話は変わって、11月2日から80000形の第4編成、80046が営業運転を開始してまもなく1か月になろうとしています。

同じく新京成線運用情報によれば、11月2日以降、3日から5日は文化の日の祝日、土・日曜の3連休は走行せず、6日から10日の平日は通常運用。

15日・16日を最後に、休んでいる形となっています。

実際には運用していても、この運用情報に入らなかったケースもあるので一概には言えませんが、11月17日からすでに10日以上、休眠中の状態が続いているようです。

 

くぬぎ山車両基地の末端、8804編成が3か月以上じっと休車中だった位置に、8804と入れ替わるかのように80046編成が眠ったままの状態になりました。

最新車が10日以上にわたり休眠中(あまり適当な表現ではありませんがご了承ください)となると、何かあったのだろうかとあれこれ想像してしまいます。

何かの装備の追加、改良、撤去か?

これまでの約10日間の走行による、何らかのデータ収集か?試験か?

それとも機器の不具合か?

最新車ならば毎日にわたり終日の運用、走行を期待したくなるものですが、8804の休車中の位置に入れ替わるかのようにずっと休んでいると、落ち着かなくなってきます。

それとも「果報は寝て待て」で、京成乗り入れ準備でもしているのかと希望的観測もよぎりますが、それは過度の期待というものでしょうか。

 

11月2日が80000形就業日?

この11月2日の営業運転開始は1年前の80036、2年前の80026と同じで、3編成とも同日からの営業運転開始となると、単なる偶然の一致か、意図したものかは不明ですが、今後の新製車の営業運転もこの日を想定してしまいそうです。

 

80026・80036の営業運転開始後は、今回の80046のような運休連続は見られず、通常の連日運用でした。

80046がこれまでの3編成にない装置等を備えて投入したとも思えず、今回、設置しようとしているのか、いずれにしても想像の域を出ません。

余計なことをあれこれ勘繰るのも鉄道趣味のうちということで、果報はともかく復帰を待ちたいと思います。