リニューアル完了の8814編成の変化箇所と、サンクスフェスタの見どころについて
新京成は、2023年10月7日(土)にくぬぎ山車両基地で「新京成サンクスフェスタ2023inくぬぎ山」を開催します。
今回が27回目で、人数制限をしていないのが特徴です。
全車種4形式(8800・8900・N800・80000の各形)のラインナップ撮影、ミニ電車コーナー、電車運転席での記念撮影、Nゲージ鉄道模型運転、全車種ラインナップ撮影、運転席での記念撮影、モーターカー体験乗車、ミニ電車コーナー、鉄道会社のグッズ販売などがあります。
最後のリニューアル編成8814の変化を見る
サンクスフェスタの前に、新京成の近況として8814編成のリニューアル完了があります。
運転席背後の客室内に非常用避難はしごを設置しており、8802編成に続いて2編成目です。
非常用避難はしごについては、他の8800形編成についても、リニューアル化された編成を対象に車両検査を待たずに設置するかと思われましたが、まだ行なっていません。
先頭車屋根上の京成用誘導無線アンテナは撤去され、台座の跡形は見られません。
その点、台座だけを残しながら本体の同アンテナが設置されなかった8900形とは対照的です。
一番の変化は、松戸方先頭車の乗務員室にある自動包装装置で、これまでの山側(助士席側)の乗務員室ドア付近下部にあった箱が、運転士席位置の上部に移り、装置は簡素化され、すっきりしていました。
これも今後、他のリニューアル編成で移動設置するかは不明です。
8814編成での、その他の変化はとくに見受けられませんでした。
今回をもって8800形のリニューアル化は対象の全9編成が完了します。
リニューアル編成の、今後の全般検査時の対応が注目されます。
当日のサンクスフェスタの見どころ
ここからサンクスフェスタの話題に戻り、電車4形式のラインナップ編成を予想しますと、8800形は8814、8900形は8918、N800形はN818、80000形は80016の各編成です。
理由は以下のとおりです。
① 8814編成(全16編成中の14番目)
リニューアル工事を終えて10月2日から本線復帰したばかりの、車体色や床下機器が美しい状態で、ラインナップには丁度良いタイミングだからです。
チラシにも8814編成の写真があります。
少し前まではふなっしートレインに選ばれ、話題を集めました。
また8両編成時代は8888編成だったので、数字並びの縁起のよさでも人気がありました。
② 8918編成(全3編成中の1番目)
デビュー30周年の話題の中で8918編成は最初の編成です。
3編成しかないため消去法で考えれば、8938編成は車体広告のあるラッピング編成なので対象外と思います。
8928編成は、車両検査で入場しており、事らも対象外です。
そうなると原形を保つ、8900形最初の8918編成が並ぶと予想します。
③ N818編成(全5編成中の1番目)
8918同様、N800形の最初の編成であり、行き先表示器がフルカラーで、基地での行き先表示器に見栄えがあります。
土曜・休日は運用に就かないことが多い状況なのも、ラインナップの可能性を高めます。
④ 80016編成(全3編成中の1番目)
8918、N818編成同様、80000形の最初の編成ということでラインナップされると思います。
運転席での記念撮影対象編成を予想する
全26編成の中の、どの編成になるかを予想しまするのも楽しみのうちです。
全26編成なので、当たる確率は26分の1、0.26%です。
ヒントとして、チラシには8800形の運転席が写っています。
現在の新京成は2ハンドル方式は8800形のみで、他の3形式は1ハンドルです。
2ハンドルの方が1ハンドルよりも、左右の手が別々の動きになる分、ファンとしては楽しめるように思います。
では、8800形のどの編成を充てるでしょうか。
筆者の予想は8805編成です。
乗降ドアが未更新、ドアステッカーがある唯一の編成で、8800形の原形にもっとも近く、ファンが喜ぶと思うからです。
それとも逆に、リニューアル化され、車内の居住性が向上された8800形のうち、車体広告のない8807・8810・8812・8816のいずれかでしょうか。
基地内で休眠する8804編成
新京成運用情報を見ると、8804編成は2023年8月4日を最後に、基地内で休車状態です。
8814編成の検査終了後、次は8804編成が検査かと注目のところ、8928編成となりました。
8928編成は終日運用のない、あまり調子のよい状態と見受けられなかったので、検査完了後の全快?による活躍を期待したいところです。
今年度内に80000形の第4編成の新製投入と入れ替えに、8800形の1編成が廃車となりますが、8804編成の休眠状態が気になります。
撮影のルールを守った上で、基地内で撮影可能ならば撮影しておくことをお勧めしたいと思います。
今後のことについて駅や会社、車両基地内の人への問い合わせはしないようお願いします
最後に、80000形第4編成の投入時期、廃車対象編成等、今後のことについて鉄道関係の人に尋ねることはされないようお願いいたします。
当ブログを読んでくださる人には感謝していますが、当記事の内容は筆者の単なる推測です。
当日は、どの編成がラインナップで並んでいようとも、運転席記念撮影編成であろうとも、実際に並んだ編成をゆっくり楽しんでください。
そして基地の横を走る本線電車をアクセントとして、見守ってください。
ちなみに、参考までの情報として、くぬぎ山車両基地を横切る松戸行き電車は、基地通過時間の約40分後に京成津田沼行きまたは千葉中央行きとして再び通過していきます。
同様に、基地通過の京成津田沼行きは約1時間10分後に、京成直通千葉中央行きは約1時間50分後に、いずれも松戸行きとして再度通過します。
新京成線内運用は6編成、京成乗り入れ編成は8編成で、計14編成での運用です。
全部で26編成なので、残12編成が基地内に残ることになります。
なお、平日は23編成での運用です。
本線電車運行時間の目安としてお知らせしました。
それでは10月7日、新京成に一層の親しみを深めつつ、サンクスフェスタでのひと時をお楽しみください。