鉄道開業150年記念ファイナルJR東日本パスの自分話です
来年3月の話ではありますが、2023年3月2日から15日までの2週間を対象に、JR東日本パスが発売されます。
2022年10月の同切符と内容、発売額は同じです。
この切符が企画される都度、東北新幹線新青森往復をイメージします。
新青森に用事や観光で行くのではなく、フリー切符を使うなら遠くまで行った方が得というだけの動機です。
3日連続乗車で、指定席は4回までなので、指定席をどの列車で使うかがポイントです。
自由席のリスクで、満席ならあきらめて立つ割り切りが必要な切符です。
今回は自分がいつも乗る日帰り定番コースの紹介です。
3日間いずれも朝早くから列車に乗るので着席後はウトウトしてしまいますが、クルマと違って仮眠しても移動しているのが列車の特権と割り切ります。
◆1日目◆
経路:東京6:08発「とき301号」-新潟8:12着、8:22発「いなほ1号」-秋田12:03着、12:40発「つがる3号」-青森15:22着、15:35発-新青森15:40着、15:52発「はやぶさ34号」-東京19:04着
こだわりポイント:羽越線の下り線
羽越線は海沿いを走る区間では、下り線は海が見えますが、上り線ではトンネルという区間がいくつかあります。下り線に乗るのがポイントです。
上記経路の逆回りも成り立ちますが、羽越線の上り専用トンネルがあるので、下り線コースをお勧めします。
◆2日目◆
経路:東京6:32「はやぶさ1号」-八戸9:22着、9:29発-久慈11:08着、12:07発-釜石15:39着、15:57発-新花巻17:53着、18:07発「やまびこ68号」-東京21:12着
指定席利用列車:東京-八戸「はやぶさ1号」
こだわりポイント:三陸鉄道の海岸車窓、釜石線陸中大橋-上有住の半ループ線。三陸鉄道は海岸車窓とともに、震災後の復活の頑張りを体感します。
釜石線陸中大橋駅から上有住に向けてすぐに急勾配を登り、左手に一瞬ですが陸中大橋駅を見下ろす車窓が見どころです。
なお、宮古からは山田線で盛岡を目指すコースもあります。
山田線も先行きが厳しそうな利用状況で、乗れる時に乗っておきたい路線です。
◆3日目◆
北陸新幹線上り線が高崎手前で上越新幹線を、大宮手前で東北新幹線を跨ぐ光景。
経路:東京6:28発「はくたか551号」-軽井沢7:34着、7:43発「あさま606号」-上野8:46着、9:00発「草津31号」-長野原草津口11:24着、12:05発「草津32号」-高崎13:11着、14:01発「あさま613号」-長野14:47着、15:00発「しなの18号」-松本15:51着、16:30発「あずさ46号」-新宿19:06着
指定席利用列車:上野-長野原草津口「草津31号」、松本-新宿「あずさ46号」
こだわりポイント:3月改正で去っていく651系の乗車が趣旨です。
そのため、今回だけの特別なコースです。
鉄道ファンが集中しそうで、自由席もありますが指定席を早めに確保したいものです。上野9時発まで時間があるため、北陸新幹線の早朝列車で東京-軽井沢-上野と往復します。
自分のこだわりで、北陸新幹線上り線のE席に座り、高崎手前と大宮手前で上越・東北新幹線を高速で跨ぐ展望光景が好きだからです。
◆3日目代案(2023年4月以降の同切符での参考経路です)◆
経路:東京7:12発「つばさ123号」-新庄10:54着、11:22発-大曲13:14着、13:37発「こまち17号」-秋田14:08着、15:06発「こまち34号」-東京19:04着
指定席利用列車:東京-新庄「つばさ123号」、秋田-東京「こまち34号」
こだわりポイント:山形新幹線、秋田新幹線で、東北新幹線との速度の落差を味わいます。
以上ですが、いずれも青春18きっぷ同様、列車に乗っているだけの内容です。
新幹線と在来線特急の乗車自体を楽しむのが自分の使い方なので、自己満足しています。