冬の平日限定で東北なら津軽鉄道の「ストーブ列車」体験の提案コースです
2023年12月6日付け、拙「JR東日本(通称)キュン♥パスでどこへ行く?」の続編です。
その時の複数コースの中では触れていませんでしたが、JR東日本全線で平日の冬1日限定なら津軽鉄道のストーブ列車はお勧めしたいコースです。
木造客車が機関車に牽引されながら、車内に設置されたダルマストーブで暖まり、ストーブであぶったスルメを味わいながら列車移動を味わいます。
冬だけのストーブ列車と、時速320km/hの「はやぶさ」との同時体感は、キュン♥パスで遠くまで行くことでの得をした優越感も十分あります。
津軽中里への往復で割り切るか、途中の金木で下車して徒歩7分の太宰治記念館「斜陽館」を中心に見学するかによって、以下の3コースに分かれます。
コースと列車は以下のとおりです。
路線名だけの表記は、普通列車への乗車です。
① 津軽鉄道で途中下車しないコース
東京6:32発→東北新幹線「はやぶさ1号」→新青森9:49着、9:58発→奥羽線→川部10:29着、10:38発→五能線→五所川原11:05着→津軽五所川原12:00発→津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽中里12:45着
津軽中里13:37発→津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽五所川原14:22着→五所川原14:33発→五能線→川部15:05着、15:42発→奥羽線→新青森16:18着、16:38発→東北新幹線「はやぶさ38号」→東京20:04着
東京6:32発、東北新幹線「はやぶさ1号」から、津軽五所川原12:00発→津軽鉄道準急ストーブ列車までは①と同じ
津軽五所川原12:00発→津軽鉄道準急ストーブ列車→金木12:26着→金木で観光→金木15:06発→津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽中里15:25発、15:54発津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽五所川原16:38着→五所川原16:46発→五能線→川部17:23着、17:47発→奥羽線→新青森18:14着、18:25発→東北新幹線「はやぶさ44号」→東京21:23着
東京6:32発、東北新幹線「はやぶさ1号」から、津軽五所川原12:00発→津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽中里12:45着、13:37発→津軽鉄道準急ストーブ列車までは①と同じ
津軽中里13:37発→津軽鉄道準急ストーブ列車→金木13;52着→金木で観光→金木16:12発→津軽鉄道準急ストーブ列車→津軽五所川原16:38着→五所川原16:46発
五所川原→東京は②と同じ。
18:25発→東北新幹線「はやぶさ44号」→東京21:23着
津軽鉄道の運賃、ストーブ列車料金は別払いです。
フリーきっぷ等の割引切符では乗車できないので、通常の乗車券とともにストーブ列車券を購入します。
東北新幹線について、往路は東京6時32分発「はやぶさ1号」に限ります。
津軽鉄道で途中下車せずに津軽中里でのストーブ列車往復ならば、帰路の東北新幹線は「はやぶさ38号」で東京20時04分着です。
金木で下車観光すると、帰路は新青森18時23分発「はやぶさ44号」で東京着21時23分着です。
金木で2時間から2時間30分ほど見学しながらも東京着が1時間の時間差しかないのは「はやぶさ44号」の停車駅が盛岡、仙台、大宮のみで、盛岡で「こまち」併結をしない速達列車だからです。
「はやぶさ38号」は新青森ー盛岡は各駅停車で、盛岡では秋田からの「こまち」と併結待ちのため6分停車します。
車窓が得られないのはともかく、「はやぶさ44号」の方が東北新幹線高速体感に優れています。
金木での途中下車による全区間ストーブ列車体感をお勧めします。