鉄道趣味に胸を張ろう 堂々と鉄道趣味を楽しみましょう
今回は、鉄道趣味と鉄道趣味者の話です。
あくまで自分の主観であり、鉄道趣味者といっても全体の人を言っているわけではありませんので、予めご了承ください。
一般の人は、鉄道は暗い趣味、鉄道趣味者=鉄道オタクと思っていることが多いものです。
体育会系趣味のように体を動かし、人と競って勝つ喜びとは世界が違います。
普段はこそこそしているが、鉄道の話題の時だけは生き生きとしている。
時刻表冊子、鉄道番組、鉄道YouTubeにかじりつく、自身の列車撮影写真を見ては独りでほくそ笑む、用もないのに一人で列車に乗りに行く。
鉄道趣味者それぞれに差はありますが、一般の人から見るとそんなところでしょうか。
鉄道趣味は別に悪い趣味ではありません。
社会に迷惑を及ぼさない範囲で列車を撮影し、遠距離でも飛行機でなく列車で移動し、同じ趣味者同士で人と語り合い、喜び合うことに何も悪いことはありません。
鉄道趣味=暗いと思っている人に鉄道趣味をあれこれ説明しても理解はされません。
弁明せずにしておきましょう。
ただ、鉄道趣味者同士で列車形式を語り合うのもよいですが、鉄道自体は趣味の前に公共の社会財産です。
鉄道のことで一般の人から話や相談があったら、出来る範囲で応えてほしいと思います。
その際、相談内容を鼻で笑ってはいけません。
そんなことも知らないのかという印象を与えてしまいます。
〇〇に列車で行きたいがどのように行くのか、速く行く方法はあるか、安い切符はあるか、切符はどう買うのか、切符でなくカードやスマホで乗る方法はあるか、座れる秘訣はあるかなどの質問があったら丁寧に対応すれば相手の見方も多少は変わってきます。
また、趣味世界没頭にとどまらず、鉄道が置かれた現状と将来を考える視点も持ってほしいと思います。
自分が考えても鉄道が変わるわけではありませんが、いつかどこかで役に立つこともあるだろうと考えて想像を巡らせてみます。
以下は筆者個人の話です。
筆者のことをある人が評した言葉があります。
「文章がくどい」
「(写真は、ただ)写ってりゃいいっていうものじゃないんだよ」
そこには「自分個人で写真(文章)を楽しむのは勝手だが、人に見せられるような写真じゃないよ」と言う意味が込められていると感じました。
「そんなことないよ」と言いたいところですが、そのとおりなので苦笑するしかありませんでした。
人にはそれぞれ向き不向き、特性、得意分野があります。
写真がうまくなりたい欲求はありますが、限度がありました。
ある程度のレベル以上は適性、腕、技術力、センスが必要になります。
そもそも一定線のレベルにさえも達しません。
写真が不向きなことを認識してから、写真への欲求はなくなりました。
「写ってりゃいいっていうものじゃないんだよ」の写真内容と悟ったからです。
拙ブログでは写真がないよりはあった方がいいとの判断で、下手なりに添えさせていただいています。
撮影範囲が狭いので文中と無関係の写真もありますがご承知ください。
写真がだめなら自分には何があるか。
元来、理屈っぽいので、内容が浅い割りに話が長い、文章が長い、何が言いたいのか伝わりにくいと言われますが書くこと自体は嫌いではありませんでした。
写真力向上を見送ったので、書くことに方向が定まりました。
鉄道趣味にもいろいろな分野、区分がありますが、自分の好きな道、方向が決まればそこを中心に打ち込むのも一つの方向です。
文章がくどいこと、長いこと、論点・結論が分かりにくいことは認識しており、まだまだ勉強不足の過程です。
「時刻表2万キロ」の著者、宮脇俊三氏が、書き手が読者より面白がってはいけないこと、読んで得したと思ってもらえればよい趣旨のことを書いています。
拙ブログが読みやすく、短く端的に、面白がってもらえる、得した気になってもらえるよう心がけます。
空回り、勇み足も多くありますが、成長過程(成長時期はとうに終わっていますが)と寛容に受け止めていただいて、よろしくお願いします。