「トロッコゆうすげ」と高千穂あまてらす鉄道を両立するには
昨日の「2023年夏の鉄道話題 南阿蘇鉄道全線運転再開」の続編です。
南阿蘇鉄道と高千穂あまてらす鉄道の両方を効率的に乗車の場合、高森-高千穂のバス時刻の都合上、熊本で1泊し、宮崎空港から帰路の旨を紹介しました。
「トロッコゆうすげ」が入っていないのが心残りです。
逆回りコースはどうか、南阿蘇鉄道のトロッコに乗れるかを検討してみました。
(南阿蘇鉄道の列車時刻は、台風災害による不通前のものです。)
最大のポイントとなる高森-高千穂のバス時刻は以下の2往復です。
高森中央発→高千穂バスセンター方面行きは、11:15発→12:19着、17:35→18:39の2本。
高千穂バスセンター発→高森中央方面行きは、8:42→9:46、16:57→18:01の2本。
このほかにも別に運行があるかもしれませんが前回を含め、上記時間で計画しています。
昨日の経路の逆回りとは、羽田空港から宮崎空港に飛び、高千穂に向かうコースです。
宮崎空港駅から特急で延岡、延岡からバスで高千穂バスセンターへ。
高千穂あまてらす鉄道乗車後、高千穂に宿泊します。
翌日、高千穂8時42分発のバスで移動、高森9時46分着です。
台風被災前のダイヤによると、高森発立野行きのトロッコ列車は9時45分発でした。
全線運転再開後、トロッコ時刻が繰り下がれば、トロッコに乗ることができます。
それを期待したいと思います。
もしも時刻が従来と同じ場合、バスの早着を期待して計画を組むのは禁物です。
次のトロッコ列車は13時33分発になります。
その間は高森を周遊します。
高森から高千穂への未成線の遺産として、高森付近のトンネルなど見学。
豊肥線スイッチバックを体験し、赤水ですぐに戻り肥後大津から熊本空港へ。
往復とも飛行機なのが難点です。
17:45発で羽田19:20着。
空港時間の余裕を見ると、19:00発で羽田20:35着。
こうして種々計画していると、試行錯誤の連続です。
自分の希望を叶えるため1泊2日を2泊3日に変えれば満足しますが、1泊にとどめていかに希望を満たすか、何を捨てるか(次回に回すか)悩むのも楽しみ?のうちです。
どうしても他の周辺路線への欲が出てくるのが自分の悪い癖です。
最終結論は下記のコースとなりました。
【1日目】
東京6:00発「のぞみ1号」→新大阪8:22着、8:55発「みずほ605号」→熊本11:57着、12:40発→肥後大津13:15着、13:16発→立野13:30着、14:35発「トロッコゆうすげ」→高森15:27着、16:16発(気動車)→立野16:46着、17:41発宮地行き→(スイッチバック)赤水17:58着、18:02発肥後大津行き→肥後大津乗換→熊本行き→熊本19:19着
【2日目】
熊本8:15発→肥後大津乗換→立野9:11着、9:42発高森行き(気動車)→高森10:17着、高森中央11:15発→高千穂バスセンター12:19着→高千穂あまてらす鉄道→高千穂バスセンターバス15:40発→延岡17:00着、17:31発「ひゅうが15号」→宮崎空港18:53着、20:25発「ANA618便」→羽田空港22:00着
【こだわり】
〇午前列車では最速の「のぞみ1号」乗車。
〇新大阪-熊本を「みずほ605号」指定席に乗車。普通車2&2席のゆとり感に浸る。
〇熊本到着後、豊肥線経由、立野14:35発「トロッコゆうすげ」で高森へ。
〇高森から気動車で立野へ戻り、立野-赤水のスイッチバックを体験し、赤水での列車交換を活用し、すぐ折り返して熊本泊。
〇熊本8:15発で高森へ向かい、高森中央11時15分発、高千穂バスセンター12時19分着の後、高千穂あまてらす鉄道乗車(南阿蘇鉄道には計1.5往復乗車となる)。
〇高千穂あまてらす鉄道の終了時間が不定のため、高千穂バスセンターからの延岡行きは15:40発として高千穂滞在時間を3時間以上見ている。
高千穂あまてらす鉄道の乗車完了時間と、延岡行バスの接続時間によっては延岡着と宮崎空港着が早まることもある。
〇宮崎空港に早着して空港滞在時間が余ることもあるが、20:25発「ANA618便」の前の便がJALのため搭乗変更は考えない(羽田空港の到着時刻は22時)。
【反省点とお詫び】
旅行計画は遠距離優先の原点に返りました。
今回の場合、北九州よりも熊本優先です。
つまり門司港レトロ観光線トロッコ、415系、885系よりも「トロッコゆうすげ」を優先すべきでした。
「お前は実際に行くより計画を楽しんでいる」「結論だけを先に早く言え」と知人によく言われることがあります。
最初から結論コースだけ書けば足りたことなのに、不採用コースを2回に分けて書き、結論が後回しになったことをお詫びします。
※写真は本文と無関係です。