平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

JR九州「こどもぼうけんきっぷ」100円乗り放題でどこへ行く?

JR九州路線を100円で回る6コースの紹介です

JR九州で、普通列車が1日乗り放題の「こどもぼうけんきっぷ」を9月1日の乗車まで。わずか100円で発売しています。

小学6年生以下が対象で、購入は乗車日の前日までです。

中学生以上の兄弟とか、親の同行などは条件でなく、子供単独で利用できます。

JR九州の新幹線・特急列車も、特急券を別に野列車に乗り放題とは入すれば乗車できます。

100円で九州の列車に乗り放題とは夢のような、うらやましい切符です。

 

「こどもぼうけんきっぷ」でどこへ行く?

1日100円でJR九州の列車が乗り放題ですから、どこに行っても元は取れます。

まず、九州新幹線と在来線特急の料金を別払いして九州一周が思いつきます。

こどもなら特急料金も大人の半額です。

考え方にもよりますが、100円で乗り放題ということで、今回は普通列車での移動で考えたいと思います。

こども1人単独で行くか、中学生以上の兄弟または親と「青春18きっぷ」の組み合わせで一緒に行くか、いずれにしても明るい時間帯での移動で計画します。

毎回のことですが筆者の旅行計画案は列車に乗ること自体が観光と認識しており、観光地見学時間は重視していませんので予めご了承ください。

なお、出発駅は博多とします。

時刻の「:」は略させていただきます。

一部の第三セクター路線、地下鉄路線運賃は別払いとなりますので、併せてご了承ください。

 

① 博多から久大線で一周コース

久大線で博多-久留米-日田-由布院-大分-小倉を循環する一周コースです。

博多1026発-鹿児島線快速-久留米1109着、1130発-久大線-日田1226着、1229発-大分1451着、1504発-日豊線-中津1641着、1649発-小倉1756着、1813発-鹿児島線快速-博多1924着

 

② 博多から長崎へ佐世保線大村線長崎線で往復コース

長崎へ、武雄温泉、ハウステンボス、大村から経由で向かい、帰りは長崎線のコースです。

博多635発-鹿児島・長崎線-江北804着、815発-佐世保線早岐902着、933発-大村線長崎1108着、1216発-長崎線肥前浜1351着、1403発-鳥栖1514着、1516発-鹿児島線-博多1600着

 

③ 博多から熊本経由、三角線コース

上島・下島の玄関、三角線で三角を訪ねるコースです。

博多841発-鹿児島線鳥栖919着、931発-熊本1059着、1130発-三角線三角1227着、1340発-熊本1433着、1446発-鳥栖1622着、1630発-博多1711着

 

④ 熊本から南阿蘇鉄道コース

災害から復旧して頑張る南阿蘇鉄道を巡るコースです。

博多841発-鹿児島線鳥栖919着、931発-熊本1059着、1109発-豊肥線肥後大津1147着、1149発-立野1205着、1242発-南阿蘇鉄道高森1316着、1427発-立野1458着、1551発-肥後大津1603着、1622発-熊本1701着、1707発-鹿児島線大牟田1807着、1829発-鳥栖1914着、1924発-博多2009着

※ 南阿蘇鉄道立野-高森の運賃は別払いです(こども片道250円)

 

⑤ 博多から博多湾玄界灘関門海峡コース(※休日ダイヤ)

日本海側の終点、西唐津西戸崎、若松と、JR九州の起点の門司港駅関門海峡を越えた下関を訪問します。

博多652発-福岡市交通局筑肥線西唐津831着、852発-博多1012着、1031発-鹿児島線香椎1042着、1109発-香椎線西戸崎1129着、1139発-香椎1159着、1221発-

鹿児島線折尾1307着、1331発-筑豊線若松1347着、1359発-折尾1414着、1420発-鹿児島線門司港1512着、1559発-門司1606着、1624発-山陽線下関1631着、1637発-小倉1652着、1713発-博多1819着

※ 福岡市交通局博多-姪浜運賃は別払い(こども片道150円)です。

博多-西唐津の平日ダイヤは上記と異なりますのでご注意ください。

 

⑥ 博多から日本最西端路線の松浦鉄道コース(※休日ダイヤ)

日本一最西端の松浦鉄道に乗車するコースです。

伊万里佐世保は80.8キロ、駅の数は47駅、1駅平均1.7キロです。

博多624発-福岡市交通局筑肥線筑前前原705着、708発-筑肥線西唐津755着、817発-伊万里931着、1007発-松浦鉄道西九州線佐世保1238着、1345発-佐世保線早岐1353着、1414発-佐世保線-江北1512着、1534発-長崎線鳥栖1619着、1625発-鹿児島線-博多1652着

※ 福岡市交通局博多-姪浜(こども運賃150円)と、松浦鉄道伊万里佐世保(同1,150円)の運賃は別払いです。

 

以上ですが、「ああ、半世紀前に戻れればなぁ」と100円で乗れるこども世代をうらやましく思いました。

見方を変えれば青春18きっぷも以前はなかったのであり、その点では今でも安価に乗ることはできます。

古い話ですが、国鉄時代には九州ワイド周遊券でお世話になってきたのを懐かしく思い出しました。

 

※ 写真は本文と無関係です。