平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成8800形でもっとも原型に近い8809編成に注目

8800形の原型に近い8809編成を今のうちに楽しみましょう

8800形は2024年9月1日現在、8802・8803・8806~8816の13編成があります。

このうち、登場時からの原型にもっとも近い編成といえば8809編成です。

大型パンタグラフを継続しているのは8806・8809・8811の3編成だけです。

3編成ともラッピングされていますが、8811編成だけが現在もラッピングされていて、8806と8809編成はラッピングを終了しました。

8806編成は内装や床下機器が撤去されており、廃車の方向と思われます。

 

tairayukiblog.hatenablog.jp

 

8800形の今後の注目編成は8809

9月20日から走り始める京成千葉線直通色復刻塗装の8808編成が注目を浴びています。

N838と8808の2編成が京成直通復刻塗装で盛り上がります。

そんな中、筆者は今後、8800形8809編成に注目しています。

8800形原形の特徴である大型パンタグラフを今も備え続けているのは、8809と8811の2編成のみとなりました。

8811編成はラッピング車体になっているため、車体側面の外観で新京成らしさを感じるのは8809が唯一となります。

車内の座席、肘掛け、吊り革、内装などもほぼ新製時のままの姿です。

走行中は、リニューアル改造された8編成にはない昔からのVVVF音が聞こえます。

(ただし新製当時の賑やかな音とは異なります。)

京成乗り入れ非対応のため、運転台付近の列車無線・列車番号・急行灯などの京成仕様がないのも昔からの面影を残します。

ロングシート中間のステンレスパイプ、ドア付近の吊り革の握る部分の形状、ドア上のLED表示器等の増設・新設は8800形全編成共通の改造装備です。

8809編成は登場時、8833~8840の8両編成で、北総線乗り入れもしていて、屋根上には誘導無線アンテナがありました。

8806廃車の後、来週に京成への合併を迎え、2025年度の新たな話題は80000形に代わる京成3200形の新京成兼務用?の誕生と、その引き替えで8809が置き替えられるのではないかという勝手な空想です。

 

8809編成以外の注目編成は

8900形の8918編成にも登場当時の車体色を施すかどうかです。

ただし8900形は京成乗り入れ非対応な点が、N838、8808編成とは事情が異なります。

8900形は京成乗り入れ非対応で3編成のみのため、京成松戸線となる来春以降、松戸線の専用運用という事情の中で登場時の車体色復活があるのか、注目されます。

 

そして8806の後任の80000形6編成目の新製車はいつ頃、どのような外観や室内装備で登場するでしょうか。

2025年3月末まで、新京成の動きには目が離せなくなりそうです。