2025年の正月ヘッドマークは8805からどの編成に変わるか?
2024年3月下旬から8805編成6両の各種機器類が撤去され始めました。
4月4日現在は床下機器が撤去完了で、空洞状態でした。
今後は車体の解体になるかと思われます。
松戸側の先頭車8005-6は庫内なのか、目視確認できませんでした。
8805編成は1987年2月の新製時は8800形8両組成時代の2番目の登場で、当時の車両番号は8809~8816でした。
8両のうち、1~3号車(8809~8811)、5号車(8813)、7・8号車(8815・8816)の6両を集めて、新たに8805編成6両に組成し直しました。
4号車8812は、現8808編成の松戸方先頭車の6号車に充て、運転台を取り付けました。
6号車8814は、同じく5号車でパンタグラフを装着しました。
8805編成は唯一の乗降ドア未更新車でした。
なお、8808編成に組み込まれた元8812・8814のドアは更新されています。
現存している8808の5・6号車に乗ると、乗降ドアは違えど、元8連8816の仲間としてまだ残っています。
正月ヘッドマークを8805に掲げる価値
8800形の現14編成のうち、前面にヘッドマークステイの付いた編成は、8805・8806・8809・8811・8815の5編成に限られます。
新京成では正月に、沿線の高校生が描いたイラストをヘッドマーク化して、先頭車に掲出しており、8811編成で長く掲出されましたが、2023・2024年の正月は8805編成に変わりました。
8805編成としたのは、8806・8809・8811・8815の4編成はいずれもラッピング編成のため、正月ヘッドマーク掲出を避けたと思われます。
2025年の正月ヘッドマークはどの編成か?
2025年の正月ヘッドマークはどの編成になるでしょうか。
いずれもラッピングの掲出機関との契約の関係が絡みます。
また、8806は8808とともに、8805の次の廃車候補の状況下にあります。
そう考えると8809・8811・8815のいずれかになりそうです。
一方、8900形の8911編成は「8900形デビュー30周年記念ヘッドマーク電車」として、ステッカー方式で先頭車に貼付しています。
正月ヘッドマークもステッカー方式とするならばどの形式、どの編成にも掲出できます。
ただし、8900形は先頭部の下側が「く」の字型に折れ曲がった構造のため、大きな面積のものは掲出しにくい正面顔になっています。
80000形の先頭部は上下一直線型で、ステッカーが見えやすい形状です。
はたして8800・8900・N800・80000形の4形式のいずれでしょうか。
また、どの編成番号の車両でしょうか。
2024年度内に80000形を2編成新製、8806・8808廃車という可能性はあるか?
80000形の新製ペースは年に1編成と思っていたところ、2023年度は2編成(80046・80056)だったことには驚きがありました。
そうなると、2025年4月の京成への吸収合併を目前に、新京成が残り1年の間に80000形を2編成(80066・80076)新製し、8800形8806・8808編成を廃車とする可能性はあるでしょうか。
仮に2編成廃車で、それが8806・8808とすると、どちらが先か、後かは半年程度の違いになります。
順番で行けば8両編成時代の第3番目、元8824編成の8806が先の廃車と見る方が自然ではあります。
京成合併時に8800形と80000形はそれぞれ何編成あるか、また合併と同時に80000形は京成千葉線乗り入れを果たすのかも注目されます。
(※ 記載にあたり、Wikipediaの8800形の項を参考にさせていただきました。)