平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道合同団体列車企画の期待と希望

「えちごトキめきリゾート雪月花」と「一万三千尺物語」の相互乗り入れ企画の感想と意見です

えちごトキめき鉄道が「越後・越中紀行」として「えちごトキめきリゾート雪月花」を、また、あいの風とやま鉄道が「一万三千尺春物語」として「一万三千尺物語」を、それぞれ3月19日の同日、相互乗り入れの形で団体列車を運行します。

(以下、「トキ鉄」「あい鉄」「雪月花」「一万三千尺」と表記します。)

以前にも実施されていますが、第三セクター路線同士が手を組んで団体列車を企画、実施することは素晴らしいことであり、明るい話題です。

早くも欲張りな話ですがトキ鉄にはしなの鉄道大糸線北越急行への相互の団体列車乗り入れも期待したいところです。

 

次に、今回の企画に希望が二つあります。

一つは、「一万三千尺」は最初の日(土曜日)に、「雪月花」はその翌日(日曜日)として、運転日を分けた方が良いのではないかということです。

同日運転とすることで列車交換駅のホームで2列車が並列停車することはよいのですが、相手方列車に折り返し乗車し、両方の列車に乗ることはできません。

両方の列車に乗りたければ次の機会になります。

 

このことは利用者にも、両方の鉄道会社にももったいないように感じます。

運転日を1日ずらして両方の列車に乗れる可能性を持たせた方が得策ではないでしょうか。

具体的には「一万三千尺」は最初の日(土曜日)、「雪月花」はその翌日(日曜日)とするものです。

庶民的な列車「一万三千尺」の翌日に豪華列車「雪月花」に乗る方が効果的だからです。

「雪月花」が先の場合、後に乗る「一万三千尺」の感激度が弱まります。

 

もう一つは、「雪月花」は富山、「一万三千尺」は直江津まで運転できないかということです。

「雪月花」は滑川で折り返しますが17km先の富山まで延長できないでしょうか。

富山発着の方が「雪月花」の注目度、宣伝効果は高まります。

さらに直江津発時刻を早め、単なる富山乗り入れに終わらせず高山・城端氷見線気動車と「雪月花」との並列停車が効果的です。

 

次に「一万三千尺」ですが糸魚川直江津が38.8kmあることと、糸魚川-梶屋敷の交直デッドセクションのため、簡単にいかないかもしれません。

交直両用電車とはいえ通常は交流区間のみのため、直流区間入線や電流切り替えに課題があることも考えられます。

しかしトキ鉄の413系・455系の話題性、同電車によるデッドセクション通過時の人気効果は周知のとおりです。

「一万三千尺」でも電流切り替えで人気は一層高まります。

また直江津にはD51レールパークと413・455系があります。

「雪月花」同様、こちらも「一万三千尺」の富山発時刻を早めて同レールパークと413・455系見学をコースに組み入れればトキ鉄にも、あい鉄にも相乗効果があると考えます。

 

※写真は本文と無関係です。