平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

北陸新幹線敦賀開業後、東京-福井の金沢経由と米原経由を考える

東海道経由は米原「ひかり」➡「しらさぎ敦賀「かがやき」接続が両立するダイヤを組めるか?

北陸新幹線敦賀開業まであと1年2カ月ほどに近づいてきました。

東京-福井は現在、東海道・山陽新幹線米原経由が主流ですが、北陸新幹線開業後のダイヤと想定比較してみたいと思います。

米原経由で約3時間30分、現在の北陸新幹線金沢乗り継ぎは約4時間10分です。

新幹線敦賀開業後は「かがやき」直通で東京-福井が3時間を切り、北陸新幹線金沢経由への転移はほぼ確実と見られます。

通化と所要時間だけでなく、乗り換え面でも著しい差が生じます。

米原で「しらさぎ」に乗り換え後、敦賀北陸新幹線に再度乗り継ぎが増えます。

乗り換えのない北陸新幹線には及びそうもありません。

 

新横浜から福井の場合は、米原敦賀の2回乗り換えであっても米原経由で変わらないかもしれません。

北陸新幹線乗車のため一旦東京へ向かうよりも、さっさと米原へ向かう方が手っ取り早く思われるからです。

ただし米原敦賀の「しらさぎ」と、敦賀の「かがやき」等の両方の接続が効率のよいダイヤになるかどうかが重要です。

しらさぎ」は米原「ひかり」接続優先ダイヤですが、「かがやき」は線路容量の厳しい東京発着時間の方を優先します。

さらに敦賀「かがやき」は、大阪からの「サンダーバード」接続も考慮する必要があります。

しらさぎ」は東海道米原接続を優先し、敦賀で「かがやき」に直ちには接続しないダイヤになる可能性はありそうです。

それならば東京側の線路容量と無関係の「つるぎ」を敦賀まで延伸し、「しらさぎ」の連絡役を果たすのが望ましいと考えます。

 

北陸新幹線金沢経由に話を戻します。

「かがやき」の定期列車は現在8往復です。

季節・臨時運転の「かがやき」を定期列車化し、毎時1往復設定するかどうかもポイントです。

「かがやき」をさほど増発しないならば長野から各駅停車の「はくたか」接続となりますが、福井まで3時間30分程度は要しそうです。

 

以下、勝手な想定ですが「はくたか」は東京-金沢の設定とすることもあろうかと思います。

その場合、「かがやき」を金沢-敦賀で各駅停車とする方法。

東北新幹線はやぶさ」の盛岡-新青森で行なっている、一部区間各駅停車型ダイヤを金沢-敦賀にも採り入れるダイヤです。

又は、「かがやき」は金沢-敦賀で福井のみ停車とし、富山-金沢の「つるぎ」を敦賀に延伸する方法。

以上二つのいずれかになるのではないかと思いますが、はたしてどのようなダイヤになるでしょうか。