列車内でマスクをしない人は今後どれくらい増えていくでしょうか?
マスクを着用するかしないかは個人の判断にゆだねることを基本とする国の方針が、3月13日から実施されます。
列車においては基本的に、全員着席が前提の新幹線ではマスクは不要。
通勤ラッシュなどで混雑する電車やバスに乗る場合は個人判断を尊重するものの、マスクの着用を推奨するようです。
「個人の判断」の部分が独り歩きしている感もあり、用心でマスク着用を続ける人もいる反面、着用しない人も徐々に増えると思われます。
仲間同士の会合や職場内などで、マスクを外す個人判断(グループ判断?)の人が多かった時に自分だけマスクをしていたら気まずい思いをする可能性があります。
反対に、マスク着用を続ける人が多い仲間同士や職場で、自分だけの個人判断でマスクを外す場合も同様です。
ちなみに筆者はマスク継続型タイプです。
3月13日以降、列車の車内はどのように変わるでしょうか。
通勤ラッシュ時は狭い密室空間なので、マスクを継続するのが望ましいですが、「個人の判断」の部分だけ思い込み、マスクをしなくなる人が増えていく可能性はあります。
黙っていればマスクをしなくていいだろうという空気は既に生まれています。
花粉症が終わるまではその対策を兼ねてマスクをするが、列車の冷房時期になったら暑さ事情も加わって、マスクをしない人が多くなりそうです。
周囲の人たちの様子を見ながら、長いものに巻かれる考えの人が多いかと思われます。
長いものとはマスクをする方か、しない方か、どちらになるでしょうか。
マスクをしない人で一つ困ることは列車内でのくしゃみ、咳です。
自然現象だから仕方ないとしても手で口を押さえてほしいものです。
ノーマスクなら、なおさら飛沫に対する周囲への配慮が必要です。
これまで長い期間の憂さ晴らしか、列車内でも宴会は復活し、話し声も大きくなりそうです。
もしも宴会の席に巻き込まれたら、咳が長く続く人と隣り合わせたら、気持ちを切り替えて割り切るかどうかになります。
新幹線は今少しの間、D席、C席を選んで様子を見た方がよさそうです。
万一、マスクをしない人と隣り合ったり宴会が始まった時、通路側の位置なら通路方向に顔が向けられることや、咳などが続くときでも手洗いへ移動しやすいからです。
隣席や向かい合わせの席が盛り上がり過ぎて気になるなら、空席への移動を乗務員に相談してみましょう。
マスクをしない自然な時代が復活したらE席、A席で車窓を楽しみたいと思います。
※写真は本文と無関係です。