平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

2023年3月ダイヤ改正時刻表でポイント箇所を確認しました

自分のこだわり路線のダイヤ改正後の変化を時刻表で確認した結果の報告です

2023年3月18日からの「JRグループダイヤ改正」の時刻表3月号が発売されました。

以前、ダイヤ改正のポイント箇所として、2023年1月1日付け「2023年3月ダイヤ改正時刻表のポイント箇所」、同9日付け「(同)普通列車編」を出させていただいたところです。

自分の気になるポイント箇所の答えが出ましたので今回、結果をお知らせするものです。

なお、一部の項目については記載を省略させていただきます。

 

東海道・山陽新幹線九州新幹線

N700系S編成列車はマーク等で表示されるか?

→表示されています。

〇東京発毎時00分発新大阪行きの、博多への臨時列車設定状況は?
→ほとんど設定されています。
ただし、博多行きの場合、新大阪行きの号数と変えるのは紛らわしい感じがします。
同じ号数にした方がよいと思います。

〇山陽「こだま」の運転間隔の均等、不均等状況はどうなったか?
→上下列車とも、12時台から16時台の5時間、新大阪発着の山陽「こだま」はありません。
東京-岡山「ひかり」が新大阪-岡山で各駅停車となって「こだま」の代役となりますが、岡山到着の12分前に岡山始発博多行き「こだま」は発車してしまいます。
上り列車も同様で、新大阪-岡山が各駅停車の「ひかり」は、新大阪発博多行き「こだま」の代役を果たしていません。

〇山陽「ひかりレールスター」の設定の確認
→唯一、新下関6時11分発岡山行き「ひかり590号」で、「ひかりレールスター」の表示を見ることができます。
厚狭通過のほかは各駅停車です。

1駅でも通過駅があれば「ひかり」であり、「レールスター」の愛称を継続できるとの苦しさ?も感じられます。

〇利用状況によっては山陽区間の運転を取り止める「ひかり501号・502号・535号」「のぞみ84号」の、今後の列車設定経過
→「ひかり501号」は東京発新大阪行きの定期列車です。

6月30日までの毎日、岡山まで延長運転の形です。
新大阪-岡山は、利用状況によっては取り止めるようです。

→「ひかり535号」は名古屋発岡山行きの定期列車です。

6月30日までの毎日、広島まで延長運転の形です。

→「ひかり502号」は、新大阪発東京行き「ひかり670号」が岡山始発で運転の際は「ひかり502号」となる列車です。

〇利用状況によっては全区間の運転を取り止める「みずほ」4往復の、今後の列車設定経過
→下りは新大阪7時23分発「みずほ603号」、以下、同じく15時54分発「609号」、16時54分発「611号」、18時54分発「613号」が該当します。
→上りは鹿児島中央7時32分発「602号」、8時32分発「604号」、10時32分発「606号」、18時30分発「612号」が該当します。

いずれも6月30日まで毎日運転の臨時列車扱いです。

利用状況によっては列車自体廃止でしょうか?

 

上越新幹線

上越新幹線で最大7分短縮の確認
→下りは、東京9時12分発「とき311号」で新潟10時41分着。所要1時間29分。
完全各駅停車の「とき369」の所要2時間14分と比べると45分の短縮。
→上りは、新潟9時12分発「とき312号」で東京10時43分着。所要1時間31分。
完全各駅停車の「とき306号」の所要2時間16分と比べると同じく45分短縮です。

→「とき311号、312号」は途中9駅通過で、各駅停車型よりも45分の短縮です。

1駅通過の都度、所要時間が5分縮まることを改めて証明した形となりました。
上越新幹線の臨時列車は全車指定席となりました。

 

◆在来線(順不同)

京葉線幕張豊砂新駅開業による、新習志野海浜幕張からの幕張豊砂への所要時間は?
新習志野海浜幕張からの幕張豊砂への距離は、どちらも1.7kmで所要時間はいずれも2分です。

京葉線上り快速の19時台以降の運転終了は、各駅停車で設定か、代替えのない運転本数削減か?
→新ダイヤの平日蘇我発19時と21時台では1本ずつ減っています。

青梅線東京(新宿)-青梅の「ホリデー快速おくたま1号~6号」は運転するが、青梅-奥多摩の「ホリデー快速おくたま81号~86号」は運転しない日の、東京(新宿)-奥多摩の乗り継ぎ所要時間は?
→一例として、新宿8時37分発「ホリデー快速おくたま5号」で見てみると、青梅9時35分着です。
ホリデー快速おくたま85号」を運転している日は、青梅9時37分発で奥多摩10時16分着です。
新宿-奥多摩所要1時間39分です。
ホリデー快速おくたま85号」運休日は、青梅9時50分発の定期列車で奥多摩10時41分着です。
新宿-奥多摩所要2時間04分です。

ホリデー快速おくたま1号~6号」は青梅止まりであり奥多摩まで行かないので「ホリデー快速おくたまリレー」にした方がよいですね。

青梅線ホリデー快速おくたま1号~6号」の運転をしない日の、東京(新宿)-奥多摩の乗り継ぎ所要時間は?
→新宿8時11分発青梅特快で青梅9時12分着、同14分発に乗り換えて奥多摩9時57分着です。
新宿-奥多摩所要1時間46分です。

〇総武・成田線成田空港発着快速の一部を千葉-成田空港間各駅停車とする時間帯の、東京-成田空港の快速と普通列車乗り継ぎ所要時間比較
→改正前の東京10時46分発成田空港行きは12時19分着でした。
改正後は、東京10時46分発千葉行きで千葉11時24分着後、千葉始発11時31分発で成田空港12時19分着です。
千葉の乗り換えがありますが、東京-成田空港の所要時間としては同じでした。

篠ノ井線塩尻(松本)-長野のE353系臨時特急列車の愛称名、運転日、全車指定席かどうか?
→「信州1・2号」で自由席があります。

しなの鉄道の列車本数削減による、1日全体のダイヤ状況
→一部、戸倉、小諸乗り換えがありますが、軽井沢-長野の所要時間としては改正前と大差のない列車もありました。

北越急行列車のえちごトキめき鉄道乗り入れ廃止による、トキめき鉄道側での線内単独列車設定によるフォローがあるか。
→改正前の越後湯沢9時14分発超快速スノーラビットで新井10時41分着でした。
改正後は、越後湯沢同時刻発で直江津10時43分着後、10時54分発に乗り換えて新井11時21分着となりました。
→六日町-直江津の平均所要時間では、改正前の1時間が1時間10分に、約10分延びました。

〇「ひだ」のHC85系化による時間短縮度
→著しい時間短縮はなかったですが、大阪発高山行きは全体で所要10分短縮されました。

大阪駅うめきたエリア開業による「はるか」「くろしお」、おおさか東線の時刻表上の発着表示
JR時刻表では、関東の特急列車時時刻表「はるか」のご案内において「大阪駅の着発番線は関西空港行き㉑番線、関西空港発㉔番線(以下、略)」となっていました。

大阪駅の構内配線図
→岡山方面側の右上に、「新大阪方面」「関西空港・和歌山方面」㉑~㉔番乗り場が加わりました。

奈良線一部複線化拡大による、各駅停車との所要時間比較
→京都-奈良は快速で所要44分、各駅停車で60分以上です。

芸備線広島-三次の普通列車の一部を快速化による所要時間比較

→快速は所要1時間22分ほどで、各駅停車より15分ほど速いです。

〇「はまかぜ2号」鳥取-浜坂と「はまかぜ5号」城崎温泉鳥取の運転取り止めによる普通列車のフォローがあるか?
→「はまかぜ5号」は、城崎温泉鳥取の廃止により、定期普通列車への乗り継ぎとなり、鳥取着は1時間遅くなりました。
浜坂発鳥取行き最終列車は土曜・休日運休でしたが、毎日運転となりました。
→「はまかぜ2号」は鳥取6時00分発でしたが、鳥取城崎温泉廃止により、城崎温泉まで定期普通列車乗り継ぎとなり、鳥取を37分早い5時23分発列車に乗っての接続となりました。

〇JR・東武直通特急の臨時列車の設定状況
→定期列車は「きぬがわ2・13号」「スペーシア日光1・4号」だけです。
→臨時列車は新宿-東武日光に「日光21・22号」、新宿-鬼怒川温泉に「きぬがわ12・13号」「スペーシアきぬがわ11・14号」、八王子-東武日光に「スペーシア八王子日光」、八王子-鬼怒川温泉に「スペーシア八王子きぬ」が設定されています。
下りは新宿13時00分発臨時「きぬがわ13号」が最終です。

仙山線快速の仙台-愛子間の普通列車化による所要時間比較
→仙台-愛子間の各駅停車化により、仙台-山形の所要時間は10分ほど延びました。

 

★以下の項目の答えはすべて「継続」です。ダイヤ改正前と変化はありませんでした★

◆貨物線を走る列車の存続確認

〇藤城貨物線経由の3本の普通列車継続

東海道線大垣-関ヶ原経由の下り特急 (旧)新垂井駅経由での継続

◆上り列車の下り線逆走運転

東海道線関ヶ原始発の上り列車継続確認(関ヶ原始発の上り列車の逆走)

◆運転本数の少ない区間の同本数継続確認

日豊線重岡-延岡の普通列車:下り1本、上り2本

小野田線雀田-長門本山3往復

芸備線東城-備後落合3往復

木次線出雲横田-備後落合3往復

宗谷線稚内発着普通列車3.5往復

吾妻線万座・鹿沢口-大前4.5往復

越美北線越前大野九頭竜湖4.5往復

福塩線:府中-吉舎5往復

〇函館線:長万部蘭越4.5往復

◆長距離運転列車の継続確認

飯田線豊橋-辰野の全区線運転列車3往復

〇山田線:全線運転列車4往復

五能線東能代弘前の全線運転列車(下り3本、上り1本)

釧網線:全区間運転列車5往復

◆長距離運転列車の継続確認

JR東日本編成の東海道線沼津乗り入れ(沼津-宇都宮の直通運転)

 

今回の報告は以上です。

後半の項目はすべて継続であり、筆者の杞憂でした。