平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

500系新大阪-博多南直通ツアー 次回は臨時「さくら」ダイヤ往復企画を期待

全盛期の500系高速運転を堪能する企画の次回提案です

クラブツーリズムが2023年9月17日(日)に、「みんな大好き500系 新大阪―博多南直通運転の旅/新大阪-博多2時間33分で結ぶ/新神戸・岡山・広島・小倉・博多で運転停車」を開催します。

500系による団体臨時列車で、新大阪11:47発-博多14:20着、14:42発-博多南14:52着、15:06発-博多15:14着で、博多に戻った後解散となる片道コースです。

新大阪-博多は臨時「さくら581号」のスジを充てたダイヤです。

このツアーの意義は、500系に乗ること自体が目的です。

定期列車は「こだま」運用のみで高速運転体感がしにくい500系を、時速300km/h運転の「のぞみ」復活とまではいかないまでも、全盛期を思い起こさせる高速体験ができることや、他の参加者と座席が隣り合わないよう、2席または3席を一人で占有できることにあります。

 

参加者は、希望する座席の設備と空席利用数のタイプにより、以下の4種から選びます。

① 普通車1名2席で27,500円 → 1~3号車または7・8号車のD・E席です。

② 普通車1名3席で28,500円 → 1~3号車または7・8号車のA~C席です。

③ 4号車または5号車1名2席で32,500円 → 通常、2&2席の普通車指定席ですが、④の6号車は元グリーン車でグレードが高くなるため、④より安価になっています。

④ 6号車1名2席で36,000円 → 元グリーン車でもっとも上級の座席です。

 

通常の普通車指定席2&2席であっても、旅行会社側が元グリーン車の④と、一般形の③とで、きちんと座席種別と価格を分けたのは、なかなかお目が高いところです。

 

500系満喫ツアーを次回も企画するなら

9月17日のツアー実施まで期間があるのを承知の上で、今から次回の企画話を持ち出すのも早計ではありますが、500系ファンの次回の更なる盛り上がりを期待して、プランを提案します。

ポイントは以下のとおりです。

 

〇 500系乗車自体が目的とする参加者がほとんど全員であること。

〇 各駅「こだま」でなく、通過駅の多い列車による連続高速運転を再度体感したい欲求があること。

〇 500系は1997年~1998年の新製で、先行きが長いとは言えないこと。

〇 博多到着後、新大阪への帰路は自由とする片道ツアーよりも、往復500系とする方が、満足感が高いのではないかと思われること。

〇 往路は①または②の通常の自由席車、帰路は③または④の通常の指定席車の選択も可能とすること。

 

片道だけで十分か、片道だけだからこそ意義があるのかは見解が分かれるところですが、500系の先行きと考え合わせれば往復乗車堪能の欲求はあると思われます。

 

列車時刻は以下の設定を提案します。

【往路】

新大阪8:08発臨時「さくら575号」のスジを充てる

博多10:56着、11:16頃発 → 博多南11:26着 → 博多総合車両所11:40頃 → 同基地で500系車両と他の新幹線車両を見学、500系の写真展示やビデオ放映等 

【復路】

博多総合車両所14:00頃 → 博多南14:20頃発 → 博多14:30頃着、14:45発臨時「さくら580号」のスジで新大阪17:21着後、解散

【ポイント】

往復とも臨時「さくら」ダイヤのスジによる高速運転体感、博多総合車両所までの直通乗車、博多総合車両所での見学の3点により、500系への楽しみの欲求を満たすものです。

【帰路に参加者の500系メッセージが見られると効果的】

いくら500系が好きでも帰路はやや飽きてくるかもしれません。

そこで、申込者への参加決定お知らせ後、参加者から500系への想いを寄せたメッセージを旅行会社が募集し、特定のサイトにそれらのメッセージがスマホ等で見られるようにするのはどうでしょうか。

氏名は匿名、文字数、写真添付は指定の範囲内とすればよいと思います。

500系愛好者の集まった乗車列車内で、上には上がいるものだと相互に安心感、親近感を抱くかもしれません。

 

次回の500系乗車企画時の参考になれば幸いです。