平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

西武のおでかけきっぷと、近江鉄道共同スタンプラリーの企画内容を見る

次回、2つの企画に望みたいこと

西武から2つのニュースリリースがありました。

2023年11月14日付け、「『西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ』2023年11月17日(金)から期間限定で発売!」と、11月15日付け、「映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開記念  西武鉄道近江鉄道スタンプラリーを実施します!」です。

今回は、この2つの企画について見てみました。

 

西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ」について

2023年11月17日から2024年3月20日の間で、西武線と西武バス全線が1日乗り降り自由のほか、日本最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」、大型温泉施設「スパジアムジャポン」、アウトレットモール「三井アウトレットパーク 入間」の3施設のいずれかで使える1,000円相当のクーポン付きで1,600円の企画乗車券です。

この切符の趣旨は、千円のクーポンを付加することで、指定の3施設のいずれかを訪問誘発する点にあります。

「ところざわサクラタウン」は所沢駅からバス20分、「スパジアムジャポン」は東久留米駅からバス7分、「三井アウトレットパーク 入間」は入間市駅からバス15分で、いずれも駅から徒歩でなく、西武バスで訪問するところがこの切符の隠れた要素になっています。

 

西武全線のフリー切符ではありますが、高麗-西武秩父多摩川線は対象外で、西武バスも一部路線を除くとされています。

前記3施設の行楽を趣旨とするフリー切符ですが、西武秩父線高麗-西武秩父の28,3キロと、多摩川線武蔵境-是政8.0キロが除かれているのは残念です。

 

ちなみに、高麗-西武秩父の片道運賃は387円、同じく池袋-高麗は544円、池袋-西武秩父796円、武蔵境-是政188円です。

高麗-西武秩父と武蔵境-是政の2区間を入れると、1,600円での発売額が2千円以上になることの影響を考えたのかもしれません。

価格を1,600円にとどめることと、所沢を中心とする行楽地誘導が主体の結果とも考えられます。

しかし、西武全線フリー切符である以上、西武線沿線での行楽最寄り駅である西武秩父までは、価格を見直してでもフリー区間に含めてほしいところです。

 

西武鉄道近江鉄道スタンプラリー」について

2023年11月22日から2024年1月31日までの間、近江鉄道と共同でのスタンプラリー企画です。

スタンプ設置は、西武では西武秩父本川越・所沢の3駅、近江鉄道では近江八幡八日市彦根の3駅の計6駅です。

西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ」でスタンプを集める人もいると思われる中、西武秩父まで含まれないのが惜しまれます。
スタンプ3駅分で映画オリジナルグッズ「東西ミニキャラアクリルチャーム」が抽選で40名に、6駅全部のスタンプでオリジナルTシャツが抽選で10名に当たる内容です。

西武または近江鉄道の3駅分スタンプなら集めるのは比較的容易ですが、6駅集める場合、東京-米原東海道・山陽新幹線の往復運賃と特急料金約25,000円が伴います。

冬の青春18きっぷでの東海道線普通列車の選択肢もありますが、移動時間は片道約7時間は要します。

 

東京-米原の移動自体は、列車経費が不満ならこの企画を避ければ済むことですが、参加した時の景品としてオリジナルTシャツが抽選で10名のみの点はいささか残念です。

長距離移動でスタンプを集めた分、粗品であっても何かを進呈してもよかったのではないかと感じました。

 

西武、近江鉄道の利用促進と、所沢周辺の指定3施設の賑わいにつながることを期待します。

 

※写真は本文と無関係です。