平日朝の1往復増発と通年22時以降の本数削減
新京成2024年3月23日ダイヤ改正を見る平日朝の1往復増発、22時以降の本数削減
改正のポイントは以下の3点です。
① 平日朝6時台にくぬぎ山発下り電車を1本を増発
③ 平日、土曜・休日ともに22時以降の列車を、下り約14分間隔、上り約15分間隔化
新津田沼を基準とする発着時刻の変化
新津田沼駅の平日ダイヤにおける、現行と改正後の発着時刻が掲載されていますので、比較してみます。
【下り新津田沼到着時刻】
【上り新津田沼発車時刻】
〇 現行6時台 :14・24・33・42・47・55・59
〇 改正後6時台:14・24・30・37・42・48・54・59
※ 下線が新津田沼始発電車
増発列車の時刻予想
上記から、下り新津田沼駅到着時刻では、6時36分着電車が増発分に該当します。
上り新津田沼発時刻では、現行の6時33分発を、30分発と37分発とに時間を分散させた形で1本増発したと受け取れます。
◆ 平日朝の上り時刻予想
上りの時刻を見てみます。
現行、新津田沼6時33分発、42分発とも、くぬぎ山まで所要24分、松戸まで同41分です。
6時30分発は、くぬぎ山6時54分着・55分発、松戸7時11分着。
6時37分発はくぬぎ山7:01着・02分発、松戸7時18分着に時刻が変更されると思われます。
平日朝の新津田沼-くぬぎ山の所要時間は24分です。
現行の7時台のくぬぎ山始発松戸行きは03分発と16分発の2本があります。
6時42分発はくぬぎ山7時06分~07分発、6時54分発はくぬぎ山7時18~19分発と思われます。
現在の7時台のくぬぎ山始発は7時03分発と同16分発で、その時刻前後の上り松戸行きは6時58分、7時03・07・12・16・20・24分発の順となっています。
7時台は通勤時間帯となるため、4~5分間隔の運転となりますが、くぬぎ山始発松戸行きの2本(7時03・16分発)の時間帯だけは、新津田沼-北初富では列車の間隔が開いています。
その意味では、通勤を便利にする主眼としては現行のくぬぎ山始発7時16分発を新津田沼発に充てる方が効果的です。
くぬぎ山発の電車時刻は前後列車を含めて1~2分前後し、新京成のほぼ全駅での1分前後の発車時刻の変化はありそうです。
単にくぬぎ山7時16分発の始発時刻のまま、新津田沼始発にすれば時刻変動がなく理想的ですが、新津田沼6時54分発列車がくぬぎ山まで、平日通勤時に所要22分で走れるかどうかは前後列車も含めて難しいのではないかと思われます。
改正後の新津田沼発6時54分の列車が仮に52分発であれば、他の列車の発車時刻は現行のまま踏襲できますが、54分発でそれが果たせるかどうかです。
22時以降の本数削減による松戸・新津田沼発の予想時刻
「初電、終電の時刻の変更はございません」と公表していますが、22時台から0時台、最終電車まで、列車本数が減ります。
下りは約14分間隔、上りは約15分間隔とされています。
◆ 松戸22時以降の時刻予想
現行の松戸発時刻は、22時05・18・25・31・44.・57分、23時08・17・31・44・57分、0時06・18・30・42分発です。
下線時刻はくぬぎ山行きです。
京成津田沼行きは23時44分、新津田沼行きは0時06分発が最終です。
23時44分、0時06分、0時42分発の各最終列車時刻は変わらないと思われます。
京成津田沼行き23時44分発から逆算すると、22時台は04・18・32・46分、23時台は00・15・30・44分発京成津田沼行きで、23時57分発くぬぎ山行き以降は現行継続時刻かと想定します。
◆ 新津田沼22時以降の時刻予想
新津田沼松松戸方面は22時09・21・33・47・56分、23時08・21・32・46・58分、0時11・24・35分発で、松戸行きは23時58分が最終です。
0時以降はくぬぎ山行きです。
松戸行き23時58分発から逆算すると、22時台・23時台とも13・28・43・58分発になりそうに思います。
0時台は現行ダイヤ継続かと思われます。
以上、勝手に想定してみましたが、新京成からの正式な公表を待って、予想と比べてみたいと思います。