平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

「大人の休日倶楽部」を「キュウ★パス」の愛称でPRしてはどうか?

「キュン♥パス」利用好調の背景にネーミング効果もあった

「キュン♥パス」は評判がよかったようで、筆者も数人の方からこの切符の相談を受けたり、日帰りコースの話などを交わしました。

3月14日までの乗車対象期間で、乗車日の2週間前、2月29日をもって発売を終了しました。

平日専用ですが、東北新幹線はやぶさ」で新青森を目指すケースが多い中、ビジネス客と重なることもあって、「はやぶさ」と秋田への「こまち」は指定席を確保するのが容易でなかったようです。

正式名称は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、略して「キュン♥パス」ですが、この名称は話題になり、定着した手応えを感じました。

JR東日本全線、指定席2回乗車1万円の成果ですが、「キュン♥パス」という愛称効果も見逃せないと思います。

この切符の愛称(略称)が仮に「平日早割パス」の名称だったなら、今回ほどの人気は集めなかったかもしれません。

 

「キュンパス」は新しい造語ですが、「キャンパス」と聞き違えるのも無理のないことで、キャンパスという言葉自体は一般的なものです。

つくばエクスプレスには、柏の葉キャンパスという駅もあります。

キャンパスという普通の言葉をもじって「キュンパス」にしたとも思われます。

 

キュンパスの「キュン」には、「胸キュンキュン」といった擬音語、擬態語としての意味合いもあります。

キャンパスと胸キュンを一体化した「キュンパス」に違和感はなかったと思われます。

胸キュンキュンゆえに、キュンの後に♥を付け、さらにマークに色を添えて「キュンパス」にしたのもアイデアと言えます。

 

1日1万円、指定席2回利用可能といえば、東京から新青森の往復を思い浮かべる人が多いと思われます。

東京-新青森が片道17,470円、往復34,940円のところを1万円となれば3.5往復できる計算で価格、列車条件、親しみやすい名称が総合された成果とも言えそうです。

 

「キュン♥パス」と対照的?な「大人の休日倶楽部」

JR東日本に企画切符には「大人の休日倶楽部」もあります。

「キュン♥パス」の垢ぬけたネーミングに比べると古風な、硬い印象の商品名です。

「大人の休日倶楽部」の商品名で定着してはいますが、硬い印象は否めず、時代変化を感じさせます。

 

「キュン♥パス」に対して「キュウ★パス」はどうか?

「大人の休日倶楽部」を、もう少し現代風に垢抜けた愛称にするのはどうでしょうか。

一般的な思考回路として、次のようにイメージをするのではないかと思います。

大人の休日倶楽部 → 休日倶楽部パス → 休日パス → 休パス → キュウパス、という流れです。

いささか強引な論法ではありますが、「キュン♥パス」に対して「キュウパス」の愛称にしてはどうでしょうか。

「キュウパス」では文字を見た時の印象に残りにくいので、「キュン♥パス」の柳の下の泥鰌ではありますが、★を加えて「キュウ★パス」、さらにに色を加えて「キュウパス」としてはいかがでしょうか。

 

利用期間を1シーズン1か月程度の中での5日間に

大人の休日倶楽部の利用期間は、2024年6月20日から7月2日、9月26日から10月8日、2025年1月16日から1月28日のうちの各5日間です。

3シーズンあるものの、それぞれ13日間の中で5日間を選ぶ利用方法であり、1シーズン13日間の中での5日間というのは短すぎる感じがします。

 

キュン♥パスでは平日1日のみの利用条件の中、2月14日から3月14日まで1か月の幅があったことも、もう一つの人気要因と思われます。

仮にキュン♥パスが、大人の休日倶楽部のような、2月14日から2月29日まで、または3月1日から14日までの2週間な中での利用期間であったら、今回のような人気は出ていなかったのではないかと思います。

 

フリー切符、企画切符の名称も様々あり、JR東日本には「トクだ値」、JR西日本には「e5489」(ご予約)のような名称もあります。

過去の話ですが、JR東日本には「EEきっぷ」、JR九州には「グリーン豪遊券」といったものもありました。

JR東日本には、「キュンパス」と「キュウパス」の2本の相乗効果で今後、双方の利用が伸びることを期待するものです。

名前が似通っていて混乱するという意見もあるでしょうが、「大人の休日倶楽部(キュウパス)」とする案内や表記方法もあると考えます。