マスク着用を求めない個人の判断に委ねる3月13日の実践日が近づいてきました
JR東日本は3月13日以降、新幹線、在来線、通勤ラッシュ時を含め、乗客にマスク着用を求めず、個人判断に委ねるとの報道がありました。
ただし混雑時に会話をしている乗客がいる場合、個別にマスク着用をお願いすることもあるとのことですが、実際にはよほどの大声が続く状況でない限りは難しそうです。
さらに3月13日以降の動きに加えて、5月8日からはこれまでのコロナ2類から5類への移行、緩和があります。
マスクを着用しなくなる人はさらに増え、店舗や職場でのアクリル板も取り外されていきそうです。
車内空気の入れ替えを趣旨とした列車の窓開けはどうなっていくでしょうか。
マスク着用について拙ブログでは2月14日付け「マスクは個人の判断によって列車内はどう変わる?」でも触れさせていただきましたが、筆者はマスク継続型です。
今回はマスクに関する筆者個人の思いが中心の内容ですが、ご了承ください。
筆者のマスク継続の理由は、まだしばらくはマスク着用の方が自分も相手にも安心と思うからです。
マスクのない場合、会話中に自分の飛沫が飛ぶ可能性があること、声量のある人が付近にいるときの自衛策になること、電車内をはじめ職場・店舗・イベント会場等ではまだ警戒心が働くことなどが理由です。
いつまでマスクをしているのかと言われたら、笑いながら「心配性なもので」と軽く返し、それ以上は言いません。
今後はマスクをしない人が周囲にいることが日常になります。
それぞれの人の自由と割り切り、自分から遠ざからないように柔軟な対応を心掛けます。
時代は常に動いており、変化していくのは世の倣いです。
マスクのない人をずっと遠ざけても、最終的に自分が取り残される結果を招きます。
話は逸れますが3月13日、5月8日以降になると宴会も増えていくでしょう。
元来、男性同士では喫茶店でお茶、レストランで食事とはなりません。
筆者は下戸ゆえ、酒場での盛り上がりで周囲をしらけさせるのは宿命です。
「酒を飲めない者は人生の半分を損しているようなもの」という言葉も理解はできます。
酒により空気が盛り上がり、相手との距離が縮まり、一層親しくなれることは分かります。
それには前提要件があって、複数の種類の酒を一定量飲めること、明るい話ができること、共通の話題があることです。
一般的には酒での失敗談を含むエピソード、子、孫の話題などでしょうか。
ところでマスクには、このおかげで助けられた、マスク本来の趣旨とは違う副産物効果がありました。
花粉症対策との兼用が可能、口臭・口元の対策、髭の気遣いが減ることなどです。
反面、相手の全体の顔を知らないまま遠ざかっていくケースがあります。
マスクで全体の顔が見られなくて済むという声を聞くと複雑な思いになります。
ともあれ、列車乗車にもマスクのない人を自然と受け止める頭の切り替えが今後は求められていきそうです。