ごく一部列車だけの目分量観察ですが、非着用の人がやや増えた印象でした
本日、3月13日から「マスク着用は個人の判断」が開始されました。
通勤電車のマスク状況に変化はあったか、筆者の通勤電車のごく狭い範囲内ですが本日の様子を見てみました。
あくまで目分量なのでご了承ください。
朝の新京成松戸方面行き電車では、1両当たり約100人の中、マスク不着用の人は各車3人前後でした。
普段から同じ電車、車両、着席位置の人(会話したことはありません)が数十人いますが、全員マスク着用でした。
途中駅で駆け込み乗車をし、電車内で荒い呼吸をしている人が乗り込みました。
周囲に立っている人もいるのにマスク不着用のままの大きな呼吸には閉口でした。
こうした光景にも割り切っていくしかないのでしょう。
マスクを鞄やポケットから取り出す様子はありませんでした。
マスクを持っているが着用しないのか、そもそも持っていないのかは不明でした。
マスク不着用の方々の、マスク持ち歩きの有無、着用と不着用の使い分けはあるのかどうか、知りたいものです。
松戸で折り返し京成津田沼方面電車内を見ると、各車に20人から30人ですが、マスク不着用の人が1両平均5人ほどいたのは意外でした。
途中から混んできたらマスクを着用するのかどうか。
松戸で常磐線に目を転じると、上り緩行線ホームは次の電車に乗る人と、始発電車を待つ人との列がありますが、マスクは全員着用と見受けました。
北松戸から来た電車、上り快速電車とも不着用の人は見かけませんでした。
混雑する東京へ向かう電車ゆえでしょうか。
下りの緩行電車と快速電車には不着用の人をごくわずかですが見かけました。
電車を降りた後の徒歩通勤上では、不着用の人が確実に増えた印象でした。
また、夕方の帰路の電車では、朝よりも不着用の人の数がやや増えていました。
厚生労働省のホームページによれば、マスク着用は個人の判断を基本とする中、鉄道等でのマスク着用を推奨する事例として、通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時が挙げられています。
これは高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐためです。
ただし、概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除くとされています。
全員着席の観点から、航空機も同様と判断されます。
補足ですが、新幹線でも全員着席での状態が前提となります。
自由席のある新幹線列車で車内やデッキに立つ人が多くなると、当てはまらなくなります。
JR東日本の特急のように、全車指定席であっても座席未指定券を座席数に制限なく発売するケースがあり、自由席で立つ光景と変わらなくなることもあり得ます。
そこが全員着席の航空機や高速バス、貸し切りバスと異なるため先程の、新幹線という言葉が独り歩きするのにはやや懸念があります。
全車指定席で、デッキに数人程度の立席特急券の数以上販売しない、乗車できない体制が必要かと考えます。
日を追うにつれ、通勤電車等でのマスク不着用の比率がどう変化していくか注目していきたいと思います。