平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

電車より飛行機を見上げる方が多くなった日常環境変化

新京成くぬぎ山車両基地付近での列車観察と飛行機観察

仕事をしている時はあまり気にしませんでしたが、毎日が日曜日の生活になってから列車は見えませんが、飛行機が上空をかすめる光景が日常になりました。

新京成、北総、東武野田線電車の観察や状況確認等で時折、くぬぎ山車両基地付近に行くことがあります。

くぬぎ山付近では、当日の風向きにもよりますが、南東側から成田空港を飛び立った飛行機が、また南西側から羽田空港からの飛行機が、時間帯によっては次々に飛んできます。

日中は10分間隔の電車よりも飛行機の方が多く見られる印象があります。

飛行機が左から右へ飛んで行ったかと思ううちに、もう次の飛行機が見えています。

それが切れ目なく、2~3分間隔かと思うような高頻度の時があります。

飛行機に詳しい人は航空会社や機種までは見分けられるかもしれませんが、筆者は詳しくないので機体色が判別できる程度までです。

 

成田と羽田から両方向の飛行機が交差する場面も見られます。

地上から見える飛行機の機体の大きさが同じ場合、衝突しないだろうかと一瞬ひやりとすることもあります。

風向きによっては全く飛行機が上空を飛ばない日や、飛ばない時間帯もあります。

 

成田・羽田に加えて下総航空基地の演習機も

北総線鎌ヶ谷-西白井の隧道付近の北側に、下総(しもふさ)航空基地があります。

下総航空基地から飛行訓練機が飛ぶことも多くあります。

くぬぎ山の基地付近を北から南へと飛んでいく時でも、機体はかなり大きく見えます。

くぬぎ山付近を避ける飛行訓練ルートもありますが、西白井、鎌ヶ谷大仏駅付近ではルートに当たるため、上空を飛ぶ率が高まります。

 

飛行機はかなり上空の飛行でもエンジン音はよく聞こえます。

くぬぎ山基地付近は、新京成電車の走行音のほかに、車両点検中の際の警笛確認音が聞こえます。

基地内の電車の入れ替え時の線路音は、徐行運転のためさほどの音量ではありません。

 

さらに、くぬぎ山基地の南側に北総線の高架橋があり、電車が高速で通過します。

とくに20分間隔の「スカイライナー」一瞬に消え去ります。

 

2025年度からの新京成

新京成は2025年4月から京成に変わります。

くぬぎ山基地の電車にも変化があるでしょうか。

先頭車正面、向かって右側の運転士席位置の下側に貼付されているロゴマーク、車体側面の新京成の表記、車両番号のあたまの「S」文字は徐々に消えていくと思われますが、それは来春3月頃に一斉に行なうでしょうか。

また、京成統合によるくぬぎ山基地自体の今後の方向性も、京成の宗吾参道駅の基地充実化に伴って気になるところです。

 

趣味を楽しんで活力に

話は戻りますが、くぬぎ山基地を時折訪れる筆者には飽きない光景であり、これらの通過音にも癒されます。

乗り物に関心のない人には逆かもしれませんが、慣れと割り切りになるでしょうか。

ただ、いささか糧ではありますが、電車と飛行機が両方よく見える付近に住みたいかと言えば別の話で、家から電車が見えるとどの編成か、編成番号が気になって原稿に集中できなくなるようにも思います。

また、列車と飛行機への新鮮味も逆に薄れてきそうです。

毎日でなく時折だからこそ楽しみが続くともいえるでしょう。

 

鉄道と併せて飛行機が身近に見られることは、乗り物趣味者にとってはありがたいことです。

加えて筆者の場合、モーター音、エンジン音を聞きながら元気のエネルギーをもらったような気分になります。

騒音ではなく音として楽しむ自己満足趣味ですが、どのような趣味であれ、自分にとって元気になれるもの、楽しめるものを持つ方が日々楽しくなることを再確認しました。