平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

JR東日本指定席券売機 メインメニュー表現の一部変更案について

JR東日本指定席券売機で、一般の人が困惑しやすい文字表現についての提案です

JR東日本ではみどりの窓口の縮小の代替えとして、指定席券売機を配置してきました。

最近ではみどりの窓口の廃止を一旦止めて、これを廃止した駅の一部復活を行っていますが、指定席券売機のみの駅がかなり増加しました。

指定席券売機は、慣れてしまえば問題なくスムースに使えますが、ごくたまにしか指定席券売機を使わない人、初めて使う人には戸惑う時があります。

今回は、指定席券売機で筆者が当初戸惑った箇所を振り返りながら、その改善案を書きたいと思います。

 

画面のメニュー9項目の構成

◆ 画面の左側

① 指定席

② 自由席

③ 定期券

④ きっぷの払いもどし

◆ 画面の右側

⑤ 乗換案内から購入

⑥ おトクなきっぷ、乗車券、株主優待

⑦ 大人の休日俱楽部、割引きっぷ

⑧ インターネット予約の受取り

⑨ QRコードの読取り

 

なお、上記①~⑨の番号は画面上にはなく、ここでの便宜上のものです。

以下の内容では、この番号を冒頭に書き添えますので予めご了承ください。

 

「① 指定席」の画面について

画面には、具体的内容の補足として「新幹線/在来線」の表示があります。

その次の行では、「新幹線~在来線のりつぎ購入」とあります。

「新幹線~在来線のりつぎ購入」はその通りの使用方法なので理解できます。

 

「新幹線/在来線」の表現を見ると、全国の特急の指定席が購入できるとイメージしがちです。

実際に在来線の画面に行くと、首都圏の指定席券売機の場合、首都圏発着の路線、特急名だけが出てきます。

JR東日本以外の単独の特急列車は、この画面項目上では出てきません。

筆者は初めて使う際、特急の指定席券を購入するのになぜ「指定席」の画面に出ないのか、「① 指定席」以外の、他の8項目の画面では該当するものがないと戸惑いがありました。

 

駅員に聞いてみると、「⑤ 乗換案内から購入」の方の画面で、乗車駅、降車駅、日時等を指定すると列車名が出てきますよ、と教えられました。

言われたとおりに画面操作していくと、無事に切符が発券されました。

 

「① 指定席」の画面の後、「新幹線/在来線」「新幹線~在来線のりつぎ購入」の順に画面に列記されますが、「新幹線/在来線」をひとくくりにせず、項目を分けてはどうでしょうか。

具体的には以下の順序です。

「新幹線」

「新幹線~在来線のりつぎ購入」

「在来線(首都圏発着特急)」

とするものです。

これにより、単独での在来線特急券JR東日本の首都圏特急だけが「① 指定席」での選択範囲であることが理解できると思います。

なお、「② 自由席」も同様です。

 

◆ 「乗換案内から購入」(時間にあわせて目的地までの列車を提案)について

「⑤ 乗換案内から購入」(時間にあわせて目的地までの列車を提案)画面文字をタッチし、乗車駅、降車駅、日時、乗車時間等の情報を入力していくと、該当の特急列車が画面に表示されます。

この「乗換案内から購入」(時間にあわせて目的地までの列車を提案)の表記ですが、一考の余地があるかと感じます。

筆者の単なる認識不足かもしれませんが、「乗換案内から購入」(時間にあわせて目的地までの列車を提案)という見出しで、はたして前記の、JR東日本以外の特急列車や、JR東日本の特急であっても首都圏発着でない特急の指定券等の購入が、この画面見出し表現からスムースに分かるでしょうか。

 

そもそも「乗換案内から」というイメージでなく、単に全国各地の特急指定券等を購入したいだけの動機です。

また、「時間にあわせて目的地までの列車を提案」という表現も、何を提案してくるのだろうか、と。

提案という言葉に戸惑います。

少なくとも「時間にあわせて目的地までの列車を選ぶ」の方が受けとめやすいように感じます。

 

「乗換案内から購入」(時間にあわせて目的地までの列車を提案)の表記については、一案として、

「全国の駅名から選んで購入」(乗車駅→降車駅→日時→列車を順に選択)

のような表現はいかがでしょうか。

 

指定席券売機という名称について

指定席券売機」の名称は、文字通り指定席券の購入であり、乗車券や自由席特急券は購入できないかのような印象を与えることがあります。

「指定席等券売機」の方がよいのではないかと思います。

 

指定席券売機」ではほかにも、安い切符購入の際、「おトクなきっぷ」と、「大人の休日俱楽部」のあとの「割引きっぷ」では、どちらを選ぶのかなど、思いつくことがありますが、また別の機会にさせていただきたいと思います。