平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

京成3200形 2025年冬までの間の試運転を想像する

2024年夏~2025年冬まで約1年半の間の、3200形の各線試運転像を想像してみました

昨日に続いて京成3200形の話です。

京成からの、2024年5月20日付けの京成の「5年ぶりの新形式車両!2025年冬に「3200形」を導入します」によれば、3200形の運行開始時期 は2025年冬(予定)、導入車両数 は2024年度 6両1編成、2025年度以降も継続して導入予定とされています。

2025年冬の運行開始時期から逆算すれば、3200形の登場は2024年末前後と予想しましたが、2024年7月の登場は意外でした。

新形式とはいえ、2025年冬まで約1年半あるため、運行開始が繰り上がることは十分考えられます。

その間、本線での試運転はどのような流れになるでしょうか。

いささか気の早い話ではありますが、今回は正式な営業運転開始までの間の試運転について描いてみたいと思います。

毎回のことですが、何の根拠もない勝手な想像ですので予めご了承ください。

 

(1)6両編成として

〇 京成上野・押上-京成成田間を中心に、特急を想定した時速110km/h試運転

〇 上記区間で、加減速を頻繁に繰り返す普通(各駅停車)の試運転
〇 北総線成田スカイアクセス線で、アクセス特急を想定した時速120km/h試運転

〇 新京成(京成松戸線)での普通(各駅停車)の試運転

→ 京成津田沼-新津田沼の急曲線と急勾配がポイント

 

(2)4両編成として(3205・3206を切り離し、3201~3204で走行)

〇 金町線、千葉線千原線東成田線芝山鉄道)での試運転

 

(3)再び6両編成として(8両編成とみなして)

〇 都営浅草線全線での試運転

〇 京急泉岳寺羽田空港を中心に、エアポート快特想定の時速120km/h試運転

同じく、京急久里浜までの、快特想定の試運転

→ とくに時速120km/hの快特での急な加速力、減速力

 

(4)その他

以下は、3200形の試運転とは直接関係しない余談です。

〇 運転士背後の窓処理

3200形の乗務員室は、貫通扉が中央に位置する結果、これまでの形式よりも運転士側の居住性は狭く感じるかどうか。

また、それは運転士の機器操作や運転環境にとって支障をきたさない範囲かどうか。

3200形は、運転士背後の客室仕切り窓面積が縮小、半減したため、運転中の客席からの乗客視線が減る意味では、操作はしやすいようにも感じられます。

ただし乗客側からは逆で、前面展望の楽しみが半減してしまいました。

車掌側からの客室状況も視野的には半減です。

乗務員側から見ると、必要以上の客室との仕切り窓面積はかえって業務に支障をきたす、あるいはあまり好ましくないことでしょうか。

 

なお、こうした傾向は一時期の京急1000形JR東海の211系から315系への運転士背後の窓処理でも見られ、とくにJR東海の最新形式315系では助士席側を壁化しています。

前面展望を良くすると運転しづらい、安全運行にも支障するかのような姿勢は残念です。

存分に前を見て楽しんでという姿勢を望むのはもはや、乗客側の身勝手でしょうか。

 

〇 乗り入れ路線への自動放送対応

今後の京成の主力となる最新形式の3200形ならば、現在の新京成を含めた自社路線はもとより、都営浅草線京急を含めたタブレット端末による自動放送も望まれるところです。

京成以外の乗り入れ路線では肉声放送のままでは、新時代、新形式にそぐわないものを感じます。

各社相互の対応方式や利害等はあるにしても、自動放送を聞きたい場合はそれぞれの自社路線を走る形式に乗る、例えば都営浅草線内なら5500形を待ってそれに乗るというのでは残念です。

最新の3200形では都営浅草線京急を含めての自動放送化を期待したいところです。

 

本線運行開始前の、3200形試運転を楽しみに待ちたいと思います。

 

tairayukiblog.hatenablog.jp

 

※ 写真は3200形とは無関係です。