平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

鶴見線E131系の窓からの青空は緑色?

205系とE131系の車窓の違い

首都圏の鉄道路線で乗りたくなる路線の一つとして鶴見線があります。

とくに海芝浦駅の京浜運河の開放感、大川駅の終着駅の孤独さが見たくなります。

乗車にあたっては、大川駅の発着時刻がポイントになります。

大川発鶴見行きの発車時刻は平日7時~8時で計4本、17時~20時で計5本、1日9往復の発着で、朝または夕方から夜に限られます。

土曜・休日の大川発は7・8・18時台に各1本、1日3往復の発着です。

鶴見から海芝浦、大川、扇町の全線に乗るなら平日の方が計画は立てやすくなります。

また、鶴見線全線乗車後は、浜川崎から尻手への通称、南武支線にも乗りたくなります。

過去の205系と、現在の鶴見線E131系、南武支線E127系の比較も一興です。

 

今回、本数の多い平日で計画しました。

鶴見8:26発→大川8:40着、8:51発→浅野8:56着、9:37発→海芝浦9:41着、9:56発→浅野10:00着、10:18発→浜川崎10:23着、10:43発→扇町10:47着、10:50発→浜川崎10:54着、10:57発→尻手11:04着

 

大川駅に11分、海芝浦駅に15分佇みます。

海芝浦にはもう少し駅にいたいところですが、9時56分発の次は11時16分発となり、10時台の電車がないので15分いられるだけでも十分と受け止めます。

京浜運河と同居の点では新芝浦駅も同じで、ここも下車したいところですが、なかなかかなえられません。

国道駅下車後の風情や、扇町の駅付近の様子も見たいところですが、これもまた保留するのは心残りがあります。

また次回でといいながら、今回も果たしていないので、朝から午後まで時間をかけて、またまた次回にということになりました。

 

扇町の折り返し時間は3分、またホームが異なり、階段を使う浜川崎での南武線乗り換えも3分に限られます。

 

青春18きっぷを持っていればまだしも、通常のSuicaなどでは、改札口付近にカードをかざして一旦下車し、フタタにかざして乗車する手続きが必要です。

青春18きっぷの利用期間終了後の土曜・休日なら休日おでかけパスなども使えますが、平日の鶴見線全線フリー切符は基本的には発売がなくなります。

その平日期間中に扇町、海芝浦、大川到着後、Suica等をかざさずにそのまま同じ電車で折り返していく人を見かけますが、はたしてどのような切符類を持っているのでしょうか。

 

電車は最新のE131系で、鶴見線への新車投入は画期的です。

ただ、熱線吸収ガラスで、カーテンを廃止しているため、窓から見る車窓が緑がかった空の色に映るのは残念です。

205系は自然な車窓の色でした。

自然な色を見るには乗降ドア付近に立つか、先頭車での前面展望になります。

私鉄でも最新車両の一部では乗降ドアまで緑色になり、これでは電車の走行中、まったく自然な車窓の色が得られません。

鉄道車両が自然な車窓の色を見せてくれなくなることは、鉄道の旅を遠ざけるように感じました。