土・日曜を含めた2024年11月14日(木)~17日(日)4日間の利用期間幅が必要では
11月14日の埼玉県民の日に伴い、2024年も埼玉県内を走る私鉄等の6社で、当日限り有効(一部の鉄道は14日から17日までの間の一日間有効)のフリー乗車券が発売されました。
埼玉県民の日フリー乗車券については、2023年11月9日付け、拙「埼玉県民の日フリー乗車券 次回発売時の希望点」で書かせていただきましたが、希望点は今回もほぼ同じ結果となりました。
今回、東武、秩父鉄道、埼玉高速鉄道、つくばエクスプレスの4線は、11月14日のみ有効です。
西武、埼玉新都市交通(ニューシャトル)は、11月14日~17日のうちの一日が有効です。
今回の2024年の11月14日は木曜日です。
この平日の木曜日に仕事を休んで、フリー切符を使って出かけた人はどの程度いるのでしょうか。
平日11月14日限りでフリー切符周遊のできる人は、土曜・休日に比べかなり制約されると思われます。
昨年度、2023年度の11月14日は火曜日でしたが、その日のフリー切符は各社、どの程度の売れ行きだったのでしょうか。
20234年度の利用の伸びをどこまで期待しているでしょうか。
今回、西武とニューシャトルは、11月14日~17日(日)までの4日間のうちの一日を選べるので、14日の一日限りよりは利用しやすいと言えます。
とくに西武は路線網も豊富であり、全線一日800円は安価で、もっとも売れ行きが期待されると思われます。
東武も東上線を中心にフリー区間距離が長くあり、480円は安いですが、11月14日限りでの利用はどうでしょうか。
西武のように、11月14日~17日(日)の範囲内で、価格を上げてでも池袋-和光市を含めた埼玉県全線ということはできなかったでしょうか。
うがった見方ですが、東武を含め、11月14日一日限り有効のフリー乗車券発売会社は、その日有効のフリー乗車券を出せばいいんだろうといった印象を受けます。
埼玉県でも、11月14日が平日であろうと休日であろうと、ともかく県民の日に有効のフリー乗車券さえ鉄道各社から出してもらえれば十分という考えでしょうか。
埼玉県民の日を機に、11月14日に近い土曜・休日を含め、鉄道沿線全体に親しんでほしい、列車に乗ってほしいという発想が必要ではないでしょうか。