平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

E10系次期東北新幹線車両の1号車と10号車の内容変更を想像する

1号車は「TRAIN DESK」発展型車に充て、10号車はグランクラスを通常グリーン車に変更と想像します

JR東日本から、2025年3月4日 付けで「次期東北新幹線車両(E10系)を開発します」とのニュースがありました。

「今回、設計に着手する次期東北新幹線車両の詳細な仕様は、決まり次第、別途お知らせします」とのことですが、最終5ページにある全10両の各号車別サイドビューと、3ページにある1・2号車のエクステリアデザイン(イメージ)のサイドビューに関心を持ちました。

今回は、この2種のサイドビューのイラストを見て、どのような内容になるのかを思い描いてみました。

毎回のことですが、何の根拠もない勝手な想像ですので、予めご了承ください。

 

1号車は「TRAIN DESK」発展型の号車に変更?

JR東日本のニュース記事の中では、「TRAIN DESK の目指す「移動時間の有効活用」という価値をさらに高めるための機能を備えたサービスです。シート配列を2列+2列とし、現在のTRAIN DESKと比べ隣席とのスペースにゆとりを創出します。」と謳われています。

1号車の窓割の数を見ると7枚あり、E5系の6枚よりも1枚増えています。

また、最終ページでの1号車のイラストでは、乗降ドアは運転台側のみとなり、洗面所・トイレ側の乗降ドアは無くなっています。

 

現在のE5系1号車のシート配列は3席+2席が基本で27席(一部29席)です。

E10系では、「TRAIN DESK」発展型の2席+2席での定員減のマイナスを補うため、洗面所側の乗降ドア廃止により、7列を確保することで、28席を維持することが可能になります。

このことから、「TRAIN DESK」発展型の新たなサービス導入にあたり、1号車を「TRAIN DESK」発展型車両に充てるのではないかと思われます。

 

1号車の洗面所側に乗降ドアはあるか?ないか?

3ページのエクステリアデザイン(イメージ)で、先頭1号車を見ると、洗面所・トイレ側にも乗降ドアが設置されています。

また、客室の窓割は6枚です。

これは5ページイラストの、洗面所側ドア未設置で7枚窓とは異なっています。

 

筆者は、5ページの、洗面所側ドア廃止、窓は7枚の方になるのではないかと受けとめています。

 

また、新たな座席図を見ると、8列分あるように見受けますが、1号車以外の車両で1両全車または半室で設置するとは筆者にはイメージできませんでした。

 

E10系が「やまびこ」運用時の自由席は2~5号車?

E10系の1号車が仮に「TRAIN DESK」発展型に充てられたとすると、E10系が「やまびこ」「あおば」運用になった際の1号車は指定席になるのは確実です。

その場合、「やまびこ」の自由席は2~5号車が基本になるかと思われます。

あるいは、E10系投入を機に「はやぶさ」と同じく「やまびこ」も全車指定席としてしまう可能性もあるのでしょうか。

 

10号車はグランクラスを見直して、9号車と同じ通常のグリーン車に変更?

 10号車の窓割の数を見ると9枚あって、E5系の6枚よりも3枚増えています。

このことから、E5系で導入したグランクラスを見直して、9号車と同じ通常のグリーン車タイプに変更するのではないかと考えます。

グランクラスの飲食サービスは導入当時よりも内容が薄くなった印象であり、またアテンダントによる車内サービスを行なわない列車が、北陸・上越新幹線を含めて全体的に増えていることから、E10系投入によるE5系置き替えにあたり、グランクラス自体を見直して、通常のグリーン車に変更して、列車全体の乗車率を高めていくのではないかと思われます。

 

その他

5号車の東京側に、荷物輸送用ドアを設置し、「はこビュン」サービスの柔軟性を高めることは、ニュースの中でも謳われています。

ほかの号車は、E5系と座席配置等の大きな変更はないか思われます。

 

以上、1号車は「TRAIN DESK」発展型車両に変更、10号車はグランクラスを見直して通常のグリーン車に変更かと勝手に想像しましたが、いかがでしょうか。