平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

もしも東北新幹線連結器分離事故が日暮里の急勾配で発生していたら?

2列車併結再開までの間、東京・上野-福島に臨時列車を設定してはどうか?

2025年3月6日11時30分頃、東北・秋田新幹線下り「はやぶさ・こまち21号」の併結運転列車が走行中に連結部が分離し、自動ブレーキの作動により停車した事故がありました。

東京11時20分発、上野11時26分発、新青森・秋田行きの列車です。

現場は山手線西日暮里駅に離接した地点でした。

 

西日暮里付近の、比較的平坦な地点での事故発生について

東北新幹線は東京を出てから、秋葉原付近で下り急勾配により、深さ約30 m、地下5階の上野駅地下ホームを経由し、日暮里付近で上り急勾配により再び地上に出る構造です。

今回の事故現場の西日暮里駅付近は、手前の日暮里で地上に出てからの、比較的平坦になってから起きた場所です。

今回の事故発生場所は、上り勾配を終えて平坦になった位置ゆえに分離事故が発生したのでしょうか。

逆に言えば、急勾配途上では重力の法則?で分離事故は起きなかったのでしょうか。

それとも急勾配と平坦場所とは無関係でしょうか。

筆者は素人なので勝手な思いつきではありますが、そんなことを思い浮かべます。

 

万一急勾配上で分離事故が発生したら、サイドブレーキ的な機能は働くか?

2列車が分離した場合、急勾配途中であっても、自動車でいえばサイドブレーキに相当する機能が自動的に働いて、勾配上を下ってしまう心配はないといえるでしょうか。

また、後続列車の接近による衝突防止はないと言えるでしょうか。

 

半年前の同じ東北・秋田新幹線併結運転での連結器分離事故

2024年9月19日、8時10分頃の、東北新幹線古川-仙台での上り「はやぶさ・こまち6号」の連結器分離事故が思い出されます。

当時は時速315km/hまで出していたようです。

勾配途中でなかったのが不幸中の幸いと感じたのですが、今回の事故と共通する点として、平坦場所での事故発生との関連性はないでしょうか。

はやぶさ・こまち」での連続の同事故と、東北・山形新幹線「やまびこ・つばさ」の当該事故未発生とで比較した時、前者固有の列車事情や車両形式での関連性はあるでしょうか。

 

東京・上野-福島にE657系・E653系の在来線臨時特急運転はできないか?

今回の事故により、原因究明と再発防止策が整うまで、2列車併結運転を行なわないとしたことは、わずか6か月間での連続事故ゆえに当然の措置と思います。

再発防止策公表まで秋田新幹線列車は盛岡で、山形新幹線列車は福島で、東北新幹線列車からの乗り換えとなることはやむを得ません。

東京-盛岡・福島の区間での輸送力が大きく減るため、混雑・混乱も予想されます。

また、単独の「やまびこ」「なすの」でも、実際には2編成併結の列車があります。

安全・安心の信頼を失ったことは大きく、信頼回復は容易ではありません。

2列車連結列車には怖くて乗れないから、単独の新幹線列車に乗ろうというならまだしも、東北・秋田新幹線を避け、飛行機や高速バスに転移しないとも限りません。

 

余剰のE657系・E653系を充てての東京・上野-福島での臨時列車設定を

JR東日本では常磐線経由での臨時設定してきたこともありますが、前回は仙台以北の事故だった経過があります。

今回の事故は上野-大宮間での発生であり、秋田新幹線だけでなく、山形新幹線区間も巻き込んだ区間です。

前回と異なり、山形新幹線編成のない東京-福島での輸送力不足がさらに加わるため、輸送力不足が気になります。

こうした時に在来線を活用しての、東京・上野-福島で余剰E657系、E653系を充てての臨時設定などはできないでしょうか。

運転本数や輸送力の点でたかが知れているから焼け石に水、かえって混乱を生じるということでなく、できるだけの輸送力の補完努力をする姿勢が必要と考えます。

 

東北新幹線は、E10系導入の明るい話題でよかったのでしたが、その翌日の事故だけに何とも残念です。

E10系も2編成併結前提の形式であり、併結列車の確実な安全対策公表の日を持ち望みます。

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