平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

京成松戸線は標準色編成の終日運用充当による京成統一感の啓発を

京成標準色編成を松戸線内終日運用に充てての月1回間接的PRが効果的と考えます

2025年9月21日付け、「京成松戸線「将来的には直通ダイヤを充実させる」とは具体的に何か?」の続編です。

讀賣新聞、2025年9月20日付け、「Saturdayちば」、京成電鉄の社長インタビュー記事での京成松戸線の関連で、車体色を本線と同じにする話が含まれていました。

今回は、京成松戸線のジェントルピンクの車体色を、本線との統一感を持たせる趣旨から、本線と同一色化することについての意見・提案をさせていただきたいと思います。

 

京成標準色化の進行状況

京成松戸線は全26編の車体色の京成標準色化を進めているところです。

2025年9月22日現在、80000形(80016・80026編成)・N800形(N818・N828編成)・8800形(8807・8809編成)、計6編成、23%が標準色化を完了しました。

実際とは異なりますが、2025年4月から9月の6か月間で、1か月に1編成が京成色になっていくイメージです。

現在は8812編成がくぬぎ山車庫で検査中であり、完了すると京成標準色として登場し、標準色化率は27%になる見込みです。

また、8812編成の検査期間中に、ステンレス車体の80000形・N800形の標準色化が実施されるかもしれません。

 

標準色化完了6編成のうち、N818・N828・8807の3編成は、松戸線内のみの運用のほか、千葉線乗り入れが可能です。

80016・80026・8809の3編成は、松戸線のみの運用で、千葉線乗り入れは非対応です。

 

松戸線の運用状況

松戸線の平日運用は、終日運用が14編成で、このうち千葉線乗り入れ運用が8編成、松戸線折り返し運用が6編成です。

運用しない編成(検査中または予備用)が3編成、残9編成は平日朝の通勤時のみの運用です。

ただし、残9編成のうちの1編成は夕方以降の、夜の編成にも入ります。

従って、完全な朝のみの運用は8編成になります。

土曜・休日は、終日運用14編成のみとなります。

 

京成標準色化された全6編成終日運用が効果的

京成本線との統一感を持たせる趣旨から、松戸線電車の車体色を本線と同一色化することについては、合併した以上は理解するところです。

いささか釈迦に説法ではありますが、京成線全体への統一感を持たせたいならば、終日運用の全14編成に標準色の6編成を充てて、新京成から京成に変わったことを日々、アピールするのが効果的と考えます。

現在の京成標準色6編成が、平日は朝の通勤時のみの運用、土曜・休日はくぬぎ山車庫で出番無しでは、松戸線の京成線全体への統一感を持たせるアピール度がその分だけ上がらなくなります。

標準色編成を1編成でも多く終日走らせることで、松戸線の京成統一感向上に寄与すると考えます。

 

今後、8812編成の標準色化が完了すると、計7編成が標準色となります。

その際、日中14編成の半分、7編成を標準色編成で充てれば、50%が標準色編成となり、2本に1本が標準色編成となって、京成本線との統一化を持たせることができます。

とくに土曜・休日には、標準色化の全7編成を充てることが効果的であり、とくに松戸線のみの6編成運用を、標準色編成で充てることは、松戸線内において2本に1本が標準色編成となり、松戸線での標準色編成を見る機会が倍増し、松戸線内での京成統一感アピールには大いに効果的と考えます。

 

毎月1回の休日に標準色全編成での松戸線内運用が京成統一感向上に効果的

課題は、標準色編成ばかりを終日運用に充てると、ジェントルピンク色編成や新京成復刻色の編成とのバランスが悪くなることです。

しかしながら、毎月1回の休日だけでも、松戸線内のみの6編成運用を標準色編成で充当して、上下線電車で見れば10分に1本、標準色編成を見る機会の多さを松戸線沿線で行なうことは、松戸線の京成統一感アピールとして有効な方法と考えますが、いかがでしょうか。

tairayukiblog.hatenablog.jp