青春18きっぷ3日用を発売額以上乗ればいいと割り切って乗る方法の話です
昨日の「2025年夏季 青春18きっぷ未使用で中央・小海線新宿~清里往復時の時間と費用比較」の関連編です。
JRグループから、2025年6月2日付けで、2025年夏季「青春18きっぷ」および「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売についてのニュースがありました。
基本的に2025年春季版と同じ内容で一人単独、夏季の利用期間は7月19日から9月9日まで、連続5日間用12,050円、同3日間用1万円です。
夏休み期間中ゆえ、冬季、春季よりどの程度購入が伸びるでしょうか。
2024年夏季の青春18きっぷは、乗車日は任意、グループ同一利用可能の使いやすさがありましたが、2025年夏季はどの程度の利用があるでしょうか。
青春18きっぷ3日間用の使い方の一案
3日間の連続乗車は無理だから2025年夏季の青春18きっぷは使わないといえば、話はそこで終わりです。
筆者も積極的には使う気にはなれない状況ではありますが、使うとしたらどのように乗るだろうかと考えてみました。
3日間用の割り切った使い方の一例
その結果、日帰りを前提としての3日間用で、欲張り過ぎずに、発売額1万円を超えて乗れればいいと割り切る結論に至りました。
3日間の行き先目標駅は以下①(1日目)~③(3日目)のとおりです。
なお、5日間用と、現地宿泊を前提とした3日間使用は、ここでは除外させていただきます。
①片道200km前後の距離の往復(片道運賃約3,500円、往復約7,000円相当)
②片道100km前後の距離の往復(片道約1,700円、往復約3,400円相当)
③片道50km前後の距離の往復(片道約900円、往復約1,800円相当)
以上3回の乗車方法により、本来の運賃的には約12,000円前後で、2,000円ほどの安価の価値となります。
東京を起点としての、上記の具体的な目安の行き先駅は、下記のとおりです。
①東京から、東海道線静岡、中央線上諏訪、小海線清里、東北線白河、上越線越後湯沢、吾妻線大前、常磐線いわき等の駅付近まで
②東京から、東海道線熱海、中央線塩山、東北線宇都宮、上越線高崎、常磐線水戸、総武線旭、鹿島線鹿島神宮、外房線勝浦、内房線浜金谷等の駅付近まで
③東京から、東海道線藤沢、横須賀線鎌倉、中央線高尾、青梅線青梅、五日市線武蔵五日市、東北線久喜、高崎線鴻巣、常磐線牛久、総武線佐倉、外房線大網、内房線五井等の駅付近まで
連続3日を長距離→短距離に縮めていくか、短距離→長距離に広めていくかがポイント
3日連続日帰りとなると、最初に遠くまで行っておいて、徐々に近郊でも良しとするか、逆に近郊から初めて最後に遠くまで行くかになります。
先に遠くまで行っておく方法、すなわち最初は遠距離、最後は近距離と、乗車距離を短くしていく方法をお薦めします。
個人の気力・体力等にもよりますが、3日目になるほど疲労が出てくるからです。
先に遠くまで行って切符額の6割以上を乗れば、2日目・3日目の乗車は1日目よりも距離が短い分、気が楽になります。
逆の場合はどうでしょうか。
近距離から遠距離へと、乗車距離が増えていく方法です。
2日目、3日目で疲労が重なっていく結果、3日目に遠距離へ行くのが苦痛、億劫になってきて、遠距離移動を見送る可能性もないとは言えなくなります。
その結果、1万円の元がとれなくなっては意味がなくなります。
路線や車両等にもよりますが、普通列車のみでの連続3日間乗車は、新幹線や特急での連続3日間乗車とは次元が異なります。
1日片道200km区間を2回乗り、残1回は隣駅までという乗車法はどうか?
前記①の、片道約200キロ区間の日帰り往復であれば、2日間で一応1万円の発売額の元はとれます。
極論ですが残1回は乗らなくても、金額的には損失にはなりません。
その乗り方で土・日曜日に乗車し、月曜日(または金曜日)は乗らなくても割り切るという方法もあります。
損をした気になるなら、土・日曜前後の日に、隣の駅まで1駅だけ乗るということもできます。
1日目は東京から越後湯沢、2日目は白河、3日目は東京から神田や御茶ノ水だけという乗り方でも、3日間1万円に対して損失にはなっていません。
東京から神田までの利用というのは例えであり、無理して乗る必要はありませんが、3回分使用したという気分的な問題です。
筆者は車窓重視型ゆえ、①は越後湯沢、②は鹿島神宮。
そして③は、50kmの距離の都合上、上記では触れませんでしたが、鶴見線海芝浦です。
越後湯沢からの帰路、上越線上り線の2回のループ線、鹿島神宮駅手前の雄大な北浦橋梁で車窓を楽しみます。
最後に、京浜東北線鶴見から鶴見線乗り換えで終着、海芝浦駅に降り、ホームに打ち寄せる波、広い海を眺める開放感は、旅の締めに相応しい光景です。
現地観光要素抜きでの、車窓重視旅行優先のものですが、上越線では土合駅での谷川岳ロープウェイ、鹿島線は鹿島神宮駅からの同神宮のほか潮来、水郷などの観光地があります。
もしも関西在住だったら?
関西居住だったら、東海道線・山陽線の新快速で15分間隔、時速130km/h、12両編成の転換クロスシートで須磨浦の海や、琵琶湖を見ながらの旅なら、3日間同じパターンの繰り返しでも、少なくとも筆者は飽きずに過ごせるかと思います。
それほど新快速、とくに敦賀-姫路の区間の新快速には心地よいものがあります。
さらにそこへ福知山線、山陰線、関西線、阪和線なども加わってきます。
あくまで関東から見た関西への、隣の芝生は青く見える的な主観です。
関東にも鶴見線海芝浦のほか、東海道線根府川とか、鹿島線北浦の雄大さなどがあると思い直しました。
やはり青春18きっぷのポイントは、連続3日間普通列車乗車の気力・体力と、3日間の連続時間をつくる要件の方です。
以上、ありきたりな内容ではありますが、夏の青春18きっぷ利用の参考になれば幸いです。
