平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

時刻表2025年3月号で気になる路線への一喜一憂

時刻表2025年3月号「JRグループダイヤ改正号」の一部路線ダイヤを見ての感想です

時刻表2025年3月号「JRグループダイヤ改正号」が発売されました。

時刻表発売前にダイヤ改正の概要情報は入りますが、実際の時刻表で内容を確認しないと落ち着かないものがあります。

今回は、ダイヤ改正前と改正後とを見比べるこだわり列車のポイントを、筆者の勝手な視点で書かせていただきたいと思います。

筆者の関心のある部分だけのため、地域に偏りがありますが、予めご了承ください。

 

藤城貨物線経由の、函館線函館→大沼方面普通列車

北海道新幹線新函館北斗接続とは無関係に、七飯-大沼を藤城支線の貨物線経由で行く普通列車3往復は存続しました。

いつまで藤城線経由で残るかは定かではありませんが、貨物線の乗車チャンスが継続したのは嬉しいことです。

函館12:38発長万部行き、同17:01発森行き、20:18発森行きの3本です。

北海道新幹線新函館北斗から「北斗」で大沼方面へ向かうより、「はこだてライナー」で一旦函館に戻って、藤城線経由で大沼までは移動したいほど価値のある、貴重な3列車です。

 

上り列車が下り線を通過する、東海道線関ヶ原始発豊橋行き

東海道線上り列車が、関ヶ原→垂井の一駅区間だけ下り線を走行する貴重な列車です。

関ヶ原駅での折り返し運転が廃止されると、上り列車の下り線経由は見られなくなります。

関ヶ原5:51発新快速豊橋行き、同7:16発区間快速豊橋行きの2本で、7:16発区間快速列車は、土曜・休日は運休します。

関ヶ原→垂井で、運転席背後から前面展望をしていると、対向列車と正面衝突しないだろうかと垂井到着まで不安になる興味深い列車です。

大垣→垂井→関ヶ原の上り勾配、関ヶ原→垂井→大垣の下り勾配、大垣→新垂井線→関ヶ原米原の、貨物列車用別線上り勾配「しらさぎ」を体験するのはいかがでしょうか。

 

大垣6:52発(米原行き)→7:06関ヶ原7:16(区間快速豊橋行き、土曜・休日運休)→7:19大垣8:20(特急「しらさぎ1号」敦賀行き)→8:49米原着が究極のコースです。

 

小野田線雀田-長門本山の3往復

長門本山駅の孤独な哀愁で有名な駅と列車区間です。

雀田-長門本山の列車は、雀田発では6:56、7:22、18:12発の極端な時刻ですが、3往復残ったことはよかったと思います。

関東からは日帰りでの往復はできませんが、雀田-長門本山の先行きの不安は残り、宇部線小野田線全線とともに味わいたいと思います。

 

石北線特別快速「大雪」の、特急と遜色のない列車ダイヤ

事前に周知されていたことではありますが、時刻表本文の石北線ページで、運転時刻、所要時間、停車駅を特急時代と比べると、特急がそのまま特快になった印象の、ある意味では特急料金が不要になったサービス列車という見方もあります。

特急列車だけの冒頭ページを見ると、特急「大雪」がない分、石北線列車の寂しさを感じますが、石北線本文〇ページの特快「大雪」もご覧ください」というような案内は余計でしょうか。

青春18きっぷで「大雪」に乗車可能になったのも大きなことです。

今回の「大雪」における、特急から特快のパターンが、札幌-室蘭の「すずらん」にも次回改正で適用されるのか、興味が沸きます。

 

奥羽線新庄-院内の運転再開時刻は4月号までお預け

JR東日本から、2025年2月20日付けで、奥羽本線新庄-院内駅間運転再開のニュースがありました。

時刻表への時刻掲載は4月号でとのお知らせは分かっているものの、ニュース情報から5日後の2月25日発売の3月号時刻表に掲載はないかと、一瞬期待してしまいます。

当然ながら新庄-院内間は網掛けだけで、時刻表記は4月号まで待つこととなりました。

 

奥羽線山形線板谷駅の2025年3月27日から普通列車停車の再開

大沢駅は、時刻表では駅名は掲載されていますが、全列車通過します。

今後、赤岩駅同様、大沢駅自体の表記がなくなる日も遠くはなさそうです。

板谷駅の先行きも考えてしまいますが、「レ」の通過マークでなく、★表記で「3月27日からは板谷停車〇〇発」とあったことに安心しました。

 

山田線盛岡発宮古行き最終列車の13:12発の厳しさ

これも事前に分かっていることとはいえ、盛岡13:15発快速「リアス」を以って宮古行きが最終列車となることには、バス競合の厳しさを感じます。

宮古まで102.1km、15:31着までの所要2時間16分間、上り列車と全くすれ違わないのも、山田線の現状を思い知らされます。

 

只見線会津若松-小出全線乗車の機会を増やす臨時快速「風っこ只見線満喫号」

2025年4月26・27日と5月3~6日だけではありますが、会津若松-只見に臨時快速「風っこ只見線満喫号」が運転され、小出-只見にも同日だけ臨時普通列車が設定されます。

只見では約1時間30分から2時間以上の待ち時間がありますが、その時間は只見でゆっくり過ごすとして、只見線全線運転列車が定期3往復に加えて、臨時1往復が増えるのは嬉しいことです。

会津若松-只見には、5月10・11・17・18日に臨時快速「只見線レトロ満喫号」も設定されますが、小出-只見の接続列車設定がないのは惜しまれます。

 

えちごトキめき鉄道「おかえり上越3号」は特急から普通車両変更で継続

今回の改正前まで、新潟発特急「しらゆき8号」は新井22:07着後、間合い運用として新井22:18発「おかえり上越3号」で直江津まで運用していました。

2025年3月改正から「しらゆき8号」は新井18:31着が特急の最終となり、新井19:18発「しらゆき7号」でその日に新潟に戻るダイヤに変わりました。

22:18発「おかえり上越3号」は特急車両から普通列車用車両に変わるものの、列車自体の存続を時刻表で再確認しました。

 

大糸線松本-白馬の「しなの81・84号」の代替が「あずさ5号」と「はくば2号」?

改正前まで、名古屋-白馬に臨時「しなの81・84号」がありました。

「しなの81号」の大糸線区間は、「あずさ5号」と時刻が接近していたため、運転をやめたような印象を持ちます。

「しなの84号」は、JR東日本大糸線単独の「はくば2号」に代替したようなダイヤです。

時刻表で「しなの」の全体像を見ると、これまでの大糸線乗り入れを、他の「しなの」と同じく篠ノ井線長野に振り替えたと受けとめました。

それとも、JR東日本区間大糸線にはJR東海の「しなの」でなく、自社「はくば」にする意図があったのでしょうか。

 

高徳線うずしお」と瀬戸大橋線マリンライナー」の接続時間

うずしお」の岡山乗り入れが今回の改正で廃止されましたが、高松での相互接続時間がほとんどの列車において下り平均5分、上り平均10分を維持しているのはよいと思います。

 

土讃線スイッチバック駅の坪尻と新改の停車列車

四国に残る貴重なスイッチバックの2駅ですが、駅周辺や乗降実績の事情からか、普通列車であっても通過してしまうケースがあります。

そんな中でこれまでの新改停車列車は、下りは15:33、19:13発の2本、上りは7:22、13:53、16:40、18:43の4本でした。

今回改正後の新改停車列車は下りが9:13、15:48、19:14発、上りは7:22、13:46、19:40発の、それぞれ3本ずつになりました。

これまでの2本対4本の停車を、3本対3本に変更して、停車列車のバランスをとったのでしょうか。

 

新幹線の全車指定席列車の表記方法

JR時刻表では、東北新幹線はやぶさ」など、JR東日本関連の新幹線の全車指定席の本文表記方法は、「全車指定席」の文字表記のままとなっています。

在来線では座席イラストに「全」のマークを使っていますが、新幹線では使っていないのが妙です。

JTB時刻表のような、座席に「全」マークを取り込んだ方がすっきりするのに、新幹線ページではなぜいつまでも文字表記にこだわるのか不思議です。

自由席のある列車の座席マークを新幹線では記載しないのも同様で、JTB時刻表の方が見やすい感じがします。

欄外の「ご案内」での「特に編成記事のない列車は・・・・・」という方がすっきりするという考えかもしれませんが、各列車単位のマーク表記の方が親切と思います。

 

奈良線「うれしート」列車の号数

奈良線については、2025年2月26日付け「JR西日本『うれしート』列車の号数と快速愛称を考える」で書かせていただきましたが、愛称名と号数番号の振り方に関心がありました。

大和路快速」的なものでなく、事務的な「D快速」では肩透かしでした。

平日と、土曜・休日とでページ構成を分けるかも興味がありましたが、分けずに一体化での掲載となっていました。

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