平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

京成松戸線8811編成の今後の方向性に注目

8809の検査入場により、今後は8811編成がどうなるかに注目が集まりそうです

2025年7月12日付け「京成松戸線8809の検査入場で8800形廃車候補編成予想が難しくなった?」の関連編です。

以前、2024年9月7日付けで「新京成8800形でもっとも原型に近い8809編成に注目」を書かせていただきましたが、8809編成の検査入場により、今後は8811編成の方向性が注目されます。

 

京成松戸線8800形13編成のうち、床下機器がリニューアルされていない編成は、8808・8809・8811・8815の4編成です。

この4編成のいずれかが直近での8800形の廃車候補ではないかと考えます。

 

廃車の有力候補と思っていた8809編成は、今回の検査入場によって、たとえリニューアルはされなくとも、検査終了後は今しばらく活躍すると思われます。

そうすると、8809編成以外の3編成の先行きはどうでしょうか。

 

8808編成は、2024年9月下旬の検査後、京成千葉線乗り入れ用復刻塗装となりました。

8815編成は、2022年11月に検査終了の際、車内をリニューアルしたものの、床下機器は更新しなかった異色の編成となりました。

 

そうなるとリニューアル対象外4編成のうち、残るのは8811編成となります。

8809の検査終了後、8811編成の動きが注目されることとなりそうです。

 

8809がまだしばらく走るであろう方向性となったことにより、8811も廃車というよりも全般検査を実施し、8809と同じように当面、走るのではないかと思考を変えざるを得ないかと思います。

 

8809は残存、8811は廃車ということは考えにくいように思います。

京成側は、現在残っている8800形13編成について、基本的にはしばらく残すのか、今回の8809の残存とは無関係に、8811は廃車という考え方なのか、8900形の今後の存廃とともに注目したいと思います。

 

(余談)8811編成への思い入れ

以下は8811編成に対する余談です。

筆者は8800形13編成の中でも、8811編成に思い入れがあります。

2025年3月の新京成時代までは、車体にラッピングがされていましたが、4月の京成時代に入ってからはピンク色です。

8800形登場時から継続している大型パンタグラフ、今は使われなくなった先頭車連結部側に残る千葉線用のIR誘導無線アンテナ、空気圧縮機の三菱電機製スクロール式コンプレッサーの「キュッキュッキュッ」の可愛い音に癒されます。

8811という数字も8と2の2組のゾロ目数字組合せで、8801~8816の中では好きな数字です。

 

この三菱電機スクロール式コンプレッサーは、8802・8815・8816の3編成と、N828~N858の4編成にもありますが、シングルアームではない、8800形登場時の大型パンタグラフとの一体化は8811編成のみです。

4号車と6号車で聞こえますが、車端の連結部付近では聞こえにくく、中間の位置の方がよく聞こえます。

 

8800形8両編成時代、当時の8000形は6両編成のため、千葉線乗り入れの主役でしたが、8800形6両化とともに徐々に千葉線へは8800形に移行していきました。

8800形が8両編成12本から6両編成16本に組み換えの際、千葉線乗り入れ用装備として前記、IR誘導無線アンテナを備えた編成は8801~8804、8808・8812・8816とこの8811だけだった時期がありました。

8801~8804の、最初に6連改造された4編成は、N800形とともに千葉線乗り入れ用の編成を一定数確保する意図があったかと思われます。

8804・8808・8812・8816の4編成は、8連から6連に組み換えの際、各編成で2両ずつ余剰となった車両を集めて新たに6両編成を組成した、通称B編成とも呼ばれる編成で、中間車に運転台取り付けの際、IR無線も同時に備えることが容易だったと考えられます。

そうした中、8801~8803を除くと、8811編成だけが既存の運転台にIR無線を増設した唯一の編成でした。

後になって8813・8814にも同無線が増設されましたが、6連化組成当時、8805~8807、8819・8810、8813~8815には設置せず、8811編成だけにIR無線設置を選んだのはどのような理由だったのだろうかと瞑想したものでした。

三菱電機スクロール式コンプレッサーを備えた編成は千葉線直通なのかなとも思いましたが、8815はIR無線対象から除外されており、その答えは出ませんでした。

 

話は戻りますが、8809は検査終了後、パンタグラフシングルアームに変わるか、これまでの菱形パンタのまま継続かも注目点です。

8000形は冷房装置が各車両4基のため、パンタグラフは下枠交差型で、その当時は現代的にも見えました。

8000形の後継8800形では、冷房容量を8000形よりも下げ、各車両の冷房装置を3基としてやめ状スペースに余裕を持たせ、菱形パンタに逆戻りしたのは奇妙にも映ったものでした。

ともあれ、8809と8811の大型パンタグラフはいつまで見られるかも関心どころです。

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