くぬぎ山車庫で京成標準色編成同士が並ぶ光景が徐々に増えていく途中経過話です
京成松戸線では全26編成のうち、土曜・休日は14編成稼働で、残12編成はくぬぎ山基地で終日お休みです。
そのため休日は多くの編成が、車庫の側道から見られます。
平日でも9時以降になると、次々に朝の通勤時のみの運用編成が、車庫の末端に並び始めます。
京成では、元新京成色のジェントルピンク車体の京成標準色化を進めており、2025年9月7日現在、80000形80016・80026編成、N800形N818編成、8800形8807・8809編成の計5編成が標準色に変更されました。
8809編成は検査を終えたばかりですが、パンタグラフはシングルアームでなく、新製時からの菱形タイプで大型のままなのは迫力を感じさせます。
ヘッドマークステイも残っています。
新京成時代から続いていた正月ヘッドマーク取り付けは2026年、再び京成色となった8809で叶うでしょうか。
N828編成は検査と併せて、車体色変更作業中です。
新京成復刻塗装も3編成あり(N838・8808・8813)、ラッピング編成も2編成(8928・8815)あります。
そうして観ると現在、ジェントルピンク色の車体は15編成、58%で、半数強になってきました。
くぬぎ山車庫では、京成標準色同士の編成が並ぶ光景も珍しくなくなってきつつあります。
新京成から京成への着実な移り変わりを感じます。