平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

もしも「青春18きっぷ」を「シニア65きっぷ」に改称するなら、別の愛称を

「シニア65きっぷ」ではシニア以外は使いづらくなるので別の愛称を提案します

Yahoo!ニュース(デイリー新潮)、2024年11月3日付け「『“青春18きっぷ”から“シニア65きっぷ”に改称すれば?』の声も “空前の改悪”で18きっぷが若者の『格安旅行のお供』ではなくなってしまう」の記事を拝読しました。

 

記事の一部を引用させていただきます。

(以下引用)

このたびのシステムの変更で、切符の名称自体が残りはしたものの、事実上の別物になってしまった感がある。青春18きっぷを長年にわたって愛用してきたサラリーマンの男性はこう話す。

「子どものころから青春18きっぷを愛用してきましたが、これを機にもう利用しなくなるかもしれません。サラリーマンなので、5日連続で休みを取るのが難しいんですよ。ネットでは学生と高齢者向けのきっぷになるという意見が出ていますが、学生もバイトなどで忙しく、5日連続で休めるのは少数派では。完全に、時間に余裕があるシニア向けのきっぷになってしまうのではないでしょうか」

 筆者の知人のJR東日本の社員に話を聞くと、18きっぷはシニア層の利用のほうが目立つらしい。そのため、SNSでは「青春18きっぷ」ではなく「シニア65きっぷ」に名称変更した方がいいのでは、という意見が出ていたくらいだ。

(以上引用)

 

こらまでの「青春18きっぷ」とは使い方等がまったく異なるので、別の名称にしたほうがよいことは確かですが、それが「シニア65きっぷ」となるとどうでしょうか。

シニア層、高齢者層が青春18きっぷを購入するのは、「青春」と「18」の二つの言葉から引っかかるものはありますが、慣れや割り切り、若くなったつもりで使われてきました。

普通列車に計5日間、利用期間内なら乗車日は自由、複数人数同時使用も可能の魅力が勝るので、青春18きっぷの名称自体は割り切って使っていたからです。

では、逆に「青春」「18」を「シニア」「65」に変えた場合はどうでしょうか。

60歳以上の人には使いやすくはなります。

反面、10代、20代、30代の人は、利用方法の魅力があるからと、割り切って「シニア65きっぷ」でも購入するでしょうか。

それこそ、若者は使うな、若い人は購入できないといったイメージを与え、新たな意見や苦情、議論が起きると思われます。

特定の層を暗示する名称は避けた方が無難と考えます。

 

新たな名称としては何がよいでしょうか?

青春18きっぷを改称するとしたら、新たな名称として何が望ましいでしょうか。

一人単独、連続3日間有効、自動改札機通過可能、転売の心配もない「秋の乗り放題パス」と同様に、「冬の乗り放題パス」「春の乗り放題パス」「夏の乗り放題パス」にするのがもっとも無難ではあります。

また、かつての名称の一部を転用して「のびのびきっぷ」も一興です。

以下、思いつきですが、他の人との会話の中で出たものも含め、順不同で列記してみました。

・鈍行きっぷ

・各停きっぷ

・各駅きっぷ

普通列車きっぷ

・快速きっぷ

・JR全国自由きっぷ

・行き先自由きっぷ

・汽車旅きっぷ

・のんびりきっぷ

・ゆとりきっぷ

・ゆったりきっぷ

・乗ったりきっぷ

・乗ったりゆったりきっぷ

・乗って降りてきっぷ

・乗ったり降りたりきっぷ

・気まぐれきっぷ

・ガタゴトきっぷ

・自由自在きっぷ

・自在きっぷ

・ご自由きっぷ

・どこかへきっぷ

・どこか遠くきっぷ

・どちらへきっぷ

・あちこちきっぷ

・ぶらりきっぷ

・ぶらぶらきっぷ

・ぶら旅きっぷ

・勝手きっぷ

 

まだありますが、きりがないのでここまでとします。

改称名のたたき台になれば幸いです。

 

(※ 筆記にあたり、Yahoo!ニュース(デイリー新潮)、2024年11月3日付け「『“青春18きっぷ”から“シニア65きっぷ”に改称すれば?』の声も “空前の改悪”で18きっぷが若者の『格安旅行のお供』ではなくなってしまう」の記事を一部引用及び参考にさせていただきました。)