JR東日本東京発でJR東海またはJR西日本にまたがる、日帰り5回のコース紹介です
JR旅客6社からそれぞれ発売されている往復割引切符やフリー切符は、自社路線の範囲内での設定がほとんどです。
例えば、JR東日本の駅から出発してJR東海やJR西日本の駅にまたがって乗れる企画切符はなかなか見当たりません。
JR四国とJR西日本、JR東海とJR西日本の一部の切符は、自社のみのエリアを越えて他社と連携しているタイプもありますが、割合としては少ないのが実情です。
その意味で、青春18きっぷはJR1社だけでなく、JR6社全線に乗れる貴重なフリー切符です。
札幌から新千歳空港までJR北海道の千歳線列車で移動し、新千歳空港から飛行機で福岡空港へ飛び立ち、福岡空港から博多へ移動後、博多からJR九州内の列車に同日中、自在に移動することもできます。
今回は、自社エリアだけでなく、他のJR路線にも乗れるという青春18きっぷの魅力を活用し、JR東日本の東京駅を起点にJR東海またはJR西日本にまたがった5回分の旅行計画を紹介します。
毎回のことですが、列車移動主体の旅であり、車窓の景色が観光と踏まえての内容となりますので、予めご了承ください。
列車時刻の「:」は略させていただきます。
(1) 東海道・御殿場線国府津駅と中央・身延線甲府駅をまたぐ、東京-御殿場-富士-身延-甲府-東京の旅
東京826発→JR東日本・東海道線→国府津941着、950発→JR東海・御殿場線→御殿場1043着、1057発→沼津1130着、1137発→東海道線→富士1155東日本からJR東海またはJR西日本にまたがる日帰り5回のコースを紹介します
JR旅客6社からそれぞれ発売されている往復割引切符やフリー切符は、自社路線の範囲内での設定がほとんどです。
例えば、JR東日本の駅から出発してJR東海やJR西日本の駅にまたがって乗れる企画切符はなかなか見当たりません。
JR四国とJR西日本、JR東海とJR西日本の一部の切符は、自社のみのエリアを越えて他社と連携しているタイプもありますが、割合としては少ないのが実情です。
その意味で、青春18きっぷはJR1社だけでなく、JR6社全線に乗れる貴重なフリー切符です。
札幌から新千歳空港までJR北海道の千歳線列車で移動し、新千歳空港から飛行機で福岡空港へ飛び立ち、福岡空港から博多へ移動後、博多からJR九州内の列車に同日中、自在に移動することもできます。
今回は、自社エリアだけでなく、他のJR路線にも乗れるという青春18きっぷの魅力を活用し、JR東日本の東京駅を起点にJR東海またはJR西日本にまたがった5回分の旅行計画を紹介します。
毎回のことですが、列車移動主体の旅であり、車窓の景色が観光と踏まえての内容となりますので、予めご了承ください。
列車時刻は平日基準で、土曜・休日は若干、時刻が前後することがあります。
時刻の「:」は略させていただきます。
(1) 東海道・御殿場線国府津駅と中央・身延線甲府駅をまたぐ、東京-御殿場-富士-身延-甲府-東京の旅
東京826発→JR東日本・東海道線→国府津941着、950発→JR東海・御殿場線→御殿場1043着、1057発→沼津1130着、1137発→東海道線→富士1155着、1222発→身延線→甲府1518着、1533発→JR東日本・中央線→高尾1715着、1716発→東京1829着
(2) 中央・飯田線辰野駅と東海道線熱海駅をまたぐ、東京-岡谷-辰野-飯田-豊橋-熱海-東京の旅
東京529発→JR東日本・中央線→八王子630着、635発→岡谷943着、945発→辰野(956着、959発)→JR東海・飯田線→豊橋1616着、1644発→東海道線→浜松1718着、1721発→熱海1953着、2004発→JR東日本・東海道線→東京2144着
(3) 中央線塩尻駅と東海道線熱海駅をまたぐ、東京-塩尻-名古屋-熱海-東京の旅
東京554発→JR東日本・中央線→高尾703着、707発→甲府838着、850発→塩尻1045着、1049発→JR東海・中央線→中津川1254着、1319発→名古屋1436着、1446発→東海道線→豊橋1538着、1543発→東海道線→浜松1617着、1621発→熱海1904着、1909発→JR東日本・東海道線→東京2058着
(4) 大糸線南小谷駅をまたぐ、東京-長岡-糸魚川-南小谷-松本-東京の旅
東京620発→JR東日本・高崎線→高崎815着、825発→上越線→水上931着、943発→長岡1148着、1201発→信越線→直江津1330着、1425発→えちごトキめき鉄道(運賃別払)→糸魚川1508着、1513発→JR西日本・大糸線→南小谷1615着、1618発→JR東日本・大糸線→信濃大町1713着、1716発→松本1810着、1843発→中央線→大月2127着、2130発→東京2312着
(5) 東海道線熱海駅と米原駅をまたぐ東京-熱海-米原-大阪-東京の日帰り強硬旅
東京520発→JR東日本・東海道線→熱海→JR東海・東海道線→沼津726着、735発→静岡829着、831発→浜松942着、944発→大垣1147着、1211発→米原1248着、1250発→JR西日本・東海道線→大阪1413着、1430発→米原1553着、1600発→JR東海・東海道線→大垣1633着、1641発→豊橋1809着、1831発→浜松1906着、1918発→熱海2150着、2209発→JR東日本・東海道線→東京2346着
◆ ネットで一瞬に列車日程の答が出る時代でも、時刻表をめくって一喜一憂する価値
時刻表のページを何度もめくらなくても、インターネットのジョルダンやYahoo!乗換案内を使えば、上記の5計画も瞬時に正確な答えは出ます。
時刻表であれこれ悩むよりもよほど効率的であり、悩まない時間は他のことに活用することもできます。
時刻表を丹念に調べる作業は時間の浪費、無駄と捉える人が多くても否定はしません。
しかし何にでも迅速、効率的なことがよいかどうかは別です。
時刻表の場合、試行錯誤しながら計画を立てるのも鉄道趣味の一つです。
一瞬で答えが得られることは便利ですが、趣味的な面白さは半減します。
結果は同じであっても、手間と時間をかけることを楽しむのが時刻表です。
インターネットやAIの便利さに慣れると、鉄道に限らず何にでも合理的に、相手任せの思考になり、自分の脳の出番がなくなって衰えていかないでしょうか。
少なくとも頭と体は日々、適度に使わないと衰えは早まります。
時刻表で頭を使う、労力を伴うことは、頭の活性、老化防止にもつながっていると認識します。