平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

飛行機・東海道新幹線・リニア中央新幹線と、富士山の機窓・車窓

飛行機・新幹線・リニアから見る富士山の機窓(車窓)の話です

先日、ある芸能人同士の対談番組で、飛行機が富士山付近を通過の際、「飛行機ってまだ本気出してない」「東京-大阪ってまだ(所要時間が)詰められると思う」「富士山のあたり、モタモタってしてる」と、飛行機が富士山上空付近で高速通過しないことや、機内アナウンスでの「富士山をご覧下さい」「皆さんの日頃の行いがいいので富士山も顔をのぞかせてくれました」などの言葉に対して、苦言を呈していました。

 

ジョーク番組ですので一笑して聞き流せばよいだけのことかもしれません。

どこまでがジョークで、どこまでが本音か不明ですが、ジョークの中に本音有りというところでしょうか。

この人たちには、飛行機での富士山上空付近の機窓は日常的であり、見慣れ過ぎていることから、富士山が見えることの機内放送案内や、富士山を見るための減速、所要時間が延びることよりも、飛行機は余計なことをせずに、さっさと目的地まで飛ばして時間短縮せよという思いでしょうか。

 

人によっていろいろな受けとめ方があるのは当然ですが、筆者の場合、羽田空港伊丹空港のビジネス区間であっても、機窓から富士山が見えた時、機内アナウンスされることはうるさい、うっとうしいではなく、機内での一種の気分転換、癒しにも感じています。

単に飛行機に乗ることが少ないからかもしれません。

ただ、操縦側で、機窓から富士山を見てもらうために、所要時間は多少延びるが速度を下げましょう、ということまではないかと思います。

 

在来線・東海道新幹線と富士山

さて、富士山と機窓(車窓)案内、減速の関係について、列車の場合はどうでしょうか。

富士山の周辺を走る鉄道や、富士山が見られる区間を持つ在来線は数多く、富士急行御殿場線東海道線身延線、中央線、伊豆箱根鉄道、箱根登山電車、岳南鉄道などまだまだ際限なく出てきます。

在来線の場合は新幹線ほどの高速でなく、走行時間が長い分、富士山が見える時間帯も比例するため、観光列車を除き特別な放送は省略、わざわざ減速することはしないと思われます。

また、東海道新幹線は、高速運転ではあっても、富士山が見える時間は飛行機に比べればはるかに長く、前記在来線と同様と思います。

 

富士山が特別に眺めの良い快晴日に、車掌さん、ワンマン運転の運転士さんから、人と富士山の光景によってはサービス放送をするかどうかまでは、定かではありません。

 

リニア中央新幹線時速500km/h、品川-名古屋所要40分と富士山

今後、開通するリニア中央新幹線はどうでしょうか。

リニアの場合は、品川-名古屋の約9割がトンネル区間で、車窓が得られるのは1割とのことです。

そうなると、リニア車両の窓から富士山が見える、見えない以前の話になります。

その貴重な1割の中に、富士山が見える区間があるのでしょうか。

富士山が見えたとしても最高速度500km/hで、どの程度車窓が見られるでしょうか。

トンネルのない区間が1km程度では無理と思われます。

一定の長い距離での連続高架区間があり、防音壁も車体の窓下位置部分までの高さであることが要件となりそうです。

リニアの窓は、飛行機程度の大きさでしょうか。

N700系Sの半分程度の窓でしょうか。

グリーン車の窓は、普通車よりも多少は大きいでしょうか。

 

それ以前の話として、品川-名古屋間、所要40分、9割がトンネルという状況下で、リニアの列車内から富士山を見たい、富士山だけは見るぞという思考になるかどうか。

 

リニア中央新幹線品川-名古屋開通時には、富士山が見える、見えないということなどどうでもよくなり、目をつむっているうちに名古屋到着、東京到着という時代になっているようにも思います。

全線地下鉄線に似たような印象であり、あえて例えてみれば、四ツ谷御茶ノ水・水道橋・茗荷谷の一部区間で地上に顔を出す、東京メトロ丸ノ内線の時速500km/h版のような感じがします。

富士山を見たければ東海道新幹線、仮眠やビジネスに移動時間を充てるならリニア中央新幹線という乗り分けになっていくでしょうか。

 

(※ 筆記にあたり、新聞各紙等を参考にさせていただきました。)

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