平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

上越線と北越急行ほくほく線でトンネル内信号場5カ所停車体験企画を

全国的にも貴重なトンネル内信号場5カ所を団体列車内から見学する企画の提案です

トンネル内の信号場と言えば、トンネル内に列車が停止して対向列車を待ち、列車交換をした後、出発していく光景をイメージします。

真っ暗なトンネル内に止まることで、列車の事故、故障かと一瞬不安がよぎる点が地上の信号場と異なります。

トンネル内で対抗列車が高速通過する時の列車内の揺れ方に恐怖心さえ覚えます。

 

このたび、西武鉄道が4月22日深夜から23日明け方にかけて「正丸トンネルで電車を撮ろう!」という、トンネル内の信号場で列車を降りて撮影する企画を打ち出しました。

場所は西武秩父線正丸-芦ヶ久保の中間にある4,811mの正丸トンネル信号場です。

トンネル信号場内に101系と4000系を並べ、深夜1時から3時30分までの2時間30分、トンネルで撮影会をする内容です。

トンネル内で列車を降り、列車撮影をすることはめったに体験できることではなく斬新な発想、企画と言えます。

 

さて、トンネル内の信号場といえば、北越急行ほくほく線には、使用中の儀明信号場(まつだい-ほくほく大島間)と、休止中の赤倉信号場(魚沼丘陵-美佐島間)、薬師峠信号場(十日町-まつだい間)の計3カ所のトンネル内信号場があります。

また、ほくほく線と接続する上越線には、上り線土樽-土合間の清水トンネル内に茂倉信号場跡があります。

さらに、下り線の新清水トンネル内にも列車交換用の空間があるのは興味深いことです。

 

そこでほくほく線の電車を団体列車として仕立て、「上越線ほくほく線 トンネル内信号場計5カ所停車」企画をしてはどうでしょうか。

各信号場で10分前後停車し、現役の儀明信号場、休止中又は跡地の信号場3カ所(茂倉、赤倉、薬師峠)、未完成の新清水トンネル内空間の計5カ所を、いずれも列車内から見学します。

列車内の室内灯を一瞬でも消灯すればよりトンネル信号場の関心が高まります。

西武鉄道のようにトンネル内で列車から降りることまではしないものの、停車列車内からの見学でも、かつての華やかな上越線ほくほく線の栄光時代の歴史が感じられると思います。

具体的なコースは、

東京-上越新幹線-越後湯沢でほくほく線の団体列車に乗車-土樽-茂倉信号場で停車-水上で折り返し-土合-新清水トンネル内の列車交換用の空間地点で停車-越後湯沢-六日町-魚沼丘陵-赤倉信号場停車-美佐島-十日町-薬師峠信号場停車-まつだい-儀明信号場停車-ほくほく大島犀潟直江津ほくほく線の団体列車は終了-えちごトキめき鉄道上越妙高北陸新幹線-東京です。

 

毎回のことながら、絵に描いた餅の企画提案ではありますが、ほくほく線上越線国境区間の活性化の一案として提案するものです。

 

※写真と本文は無関係です。