8800形8806がくぬぎ山基地に入場して2か月経ちますが、廃車作業中か、整備中か?
新京成では、京成乗り入れの復刻塗色としてN800形のN838編成、8800形の8808編成が話題になっていますが、最近では検査中の8800形8813編成も復刻塗色の第三段らしいということで、新たな話題になっています。
2025年4月からの京成合併後、新京成の全26編成が京成塗色に変わる計画の中で、最後の新京成独自色を施そうというのが、現在の新京成の考えのように感じられます。
このままの流れで行くと、京成塗色は23編成、新京成独自塗色(京成乗り入れ色)は3編成の内訳で京成に仲間入りすることになるでしょうか。
8900形1編成の、登場時の青色ライン復活は、2025年3月の期限までに行なわれるでしょうか。
さて、新京成のもう一つの気になることといえば、8800形8806編成の今後のことです。
2024年8月23日の運用を最後に、くぬぎ山車両基地に入場しましたが、8808・8813の2編成が検査中の時期に、これとは別に車両基地に置かれ、パンタグラフ付きの2両(8806-3、8806ー5)は工場内に入場、他の4両は基地の隅に置かれています。
床下機器は一部撤去され、車内では座席、床下機器、荷物棚、吊り革、パンタグラフ本体、屋根上冷房装置のキセ(カバー)、ドア上のLED車内案内表示装置等の撤去は目視できます。
筆者は現在までの姿を見て、8806編成の廃車作業中と思っていますが、今後再登場のための整備中と受けとめている人もいます。
最近の動きとしては、8800形のリニューアル編成に新設された車外スピーカーと同じような、正方形の小型枠が8806編成の各車両に空けられているのが確認できます。
これは車外スピーカーを新設する、リニューアル作業中の一種の証しなのでしょうか。
リニューアルにしては、大掛かりな車内、屋根上の機器撤去が見られますが、これらは新しいものと入れ替えて、新たに生まれ変わるのでしょうか。
まだ明確な答えは出ません。
80000形第6編成の登場時期と塗色の関係
その答えは、2024年度内に新製される80000形第6編成登場時になるでしょうか。
登場が遅くなるほど2025年4月の京成合併の日が近づくため、新京成の車体色をまとっても塗色変更が行なわれるため、無駄になります。
そう考えると2025年3月に京成色で登場するのかとも思います。
復刻塗装の3編成について
以下は余談です。
以上のように思っているうちに、うがった見方ではありますが、2024年度の検査車両N838・8808・8813編成も、ピンク色で再塗色しても1年後に京成色に変わるなら、いっそ復刻塗装にしようか、復刻塗装ならしばらく塗色変更はないから、という発想もあったかもしれません。