平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

東武東上線全線開通100周年記念「東上線1日フリー乗車券」の乗車計画

東上線1日フリー乗車券」小児100円は格安、親子で池袋~寄居往復向け切符です

東武から、2025年6月6日付けで「2025年7月10日(木)東上線全線開通100周年を記念し、8000型車両を100年前の姿に塗装します!! ~ツアー列車の運行等、各種イベントも実施します~」のニュースリリースがありました。

東武東上線池袋~寄居間全線開通100周年を記念し、8000型1編成4両(81111編成)を100年前の「ぶどう色1号」塗装にするほか、車両撮影会付き「100周年記念ツアー」臨時列車、スタンプラリー、トイカプセル、ヘッドマーク掲出列車の運行等も企画されているほか、「東上線1日フリー乗車券」も発売されます。

今回は、「東上線1日フリー乗車券」での夏休み計画の話です。

 

小児運賃は100円の格安さ

東上線1日フリー乗車券」は、2025年7月10日~8月31日までの期間中の毎日、東上線越生線の全駅で乗降自由な一日切符です。

大人1,500円ですが、小児はわずか100円の格安さが売り物です。

小児1人で出掛けては東武側の利益は薄れますが、一般的には大人と一緒の夏休み親子利用であり、大人の発売価格1,500円は池袋~寄居の通常往復1,824円と相殺すれば大幅割引という額ではありません。

このフリー乗車券がなければ東上線沿線に出掛けなかった人の呼び込みを含めて、鉄道側に損ではないという計算があろうかと思います。

 

通常の東武東上線越生線の大人片道運賃と所要時間をみる

東上線1日フリー乗車券」1,500円は安価でしょうか。

通常の東上線越生線の主要駅からの大人片道運賃と所要時間をみてみます。

なお、同じ東上線であっても池袋〜寄居の直通列車はなく、途中の小川町や森林公園駅での乗り換えが伴います。

所要時間は一応の目安としてご覧ください。

・池袋~寄居912円(所要約1時間30分)

・池袋~越生743円(約1時間10分)

・寄居~越生670円(約1時間10分)

・池袋~川越481円(約30分)

・池袋~森林公園743円(約1時間)

・池袋~小川町827円(約1時間10分)

・川越~森林公園377円(約30分)

・池袋~坂戸607円(約40分)

 

池袋から寄居往復乗車でモトが取れる「東上線1日フリー乗車券」

東上線1日フリー乗車券」は、小児100円で格安なのはよいのですが、大人の場合、1,500円となると、池袋から終点の寄居まで往復して、どうにか元が取れる金額です。

池袋から越生の往復だけでは割高で、複数駅での途中下車が要件となります。

 

この乗車券での利用方法は、以下のようになるかと思います。

①池袋から寄居への日帰り往復

②池袋から寄居到着後、帰りの列車時間までは寄居の街を巡って池袋に戻る

③上記②のコースで寄居到着後、秩父鉄道長瀞秩父、三峰口等まで移動して観光後、寄居から池袋に戻る(秩父鉄道運賃は別払)

④寄居の手前、川越や森林公園で途中下車しながら寄居まで乗車後、寄居から池袋に戻る

⑤池袋→越生→坂戸→小川町→寄居→池袋のコースで、フリー区間全線に乗車

⑥上記⑤のコースで越生→小川町→寄居をJR八高線で移動し、時間節約と気動車の旅を加える方法(※八高線運賃は別払。八高線の列車本数は毎時1往復程度)

 

よほど東上線の多くの駅で途中下車しない限りは、池袋~寄居を往復してこそ元がとれる切符と言えそうです。

なお、武蔵野線北朝霞から東上線朝霞台に乗り換えてフリー乗車券を使用しても、朝霞台-寄居は片道743円、往復1,486円で、寄居往復だけでは元は取れず、どこか一駅でも途中下車をお薦めします。

 

東上線を走る多くの電車形式の乗車体験

鉄道好きな人に特定しての話ですが、東上線の電車形式は豊富です。
8000・9000・9050・10000・10030・10050・30000・50000・50070・50090型など、どの電車に乗るのかも鉄道趣味の楽しみの一つです。

その意味ではフリー乗車券で多くの駅に途中下車しながら、結果的に多くの電車形式を乗り比べてみるのも一興です。

和光市から先では、東京メトロ半蔵門線有楽町線、東急、みなとみらい線の車両も走り、更に電車形式が増えます。

 

東上線で池袋~寄居の親子日帰り旅行には最適な「東上線1日フリー乗車券」

東京から寄居方面への親子での日帰り観光ならば、「東上線1日フリー乗車券」は十分お薦めできます。

小児100円には引き寄せられます。

池袋から快速急行、急行、川越特急などで小川町方面まで行き、寄居行きに乗り換えます。

越生へは、坂戸での乗り換えです。

なお、越生発着電車は15分間隔、寄居発着電車は約30分間隔です。

 

池袋駅では東上線の改札口から

池袋での乗車は地上の東上線の駅からです。

同じ池袋駅で、途中の和光市から東上線に直通する東京メトロ副都心線有楽町線では「東上線1日フリー乗車券」で池袋~和光市間への乗車はできませんので、東上線本線と混同・混乱しないようご注意ください。

 

2025年の夏、東武東上線池袋から寄居まで親子での全線乗車の旅も計画に加えてはいかがでしょうか。

 

(蛇足)「東上線に81111編成東上(登場)線」「東上、上東(上等)」PRはどうか?

最後に蛇足話を一つ。

大きな話題は全般的には少ない印象の東上線ですが、8000型ぶどう色1号の81111編成誕生を機に、話題・注目を集めるべく「東上線に100年前塗装81111編成東上(登場)線」「東上線、東上、上東(上等)」などの下手なジョークPRは余計でしょうか。

 

東上線100周年を機に、東上線の夏休み観光利用の増加を期待しています。

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